【ネタバレなし感想】Winny天才プログラマー金子勇と7年半

☆無料で読める面白い本を探している人に向けた記事

事実は小説より奇なり、現実とは思えない映画のような実話

画像引用:Amazon.co.jp

 「Winny 天才プログラマー金子勇と7年半」がPrime Readingにて、(2024年4月現在)無料公開中です。

 とても面白いのでたくさんの方にぜひ読んでもらいたいです。

 本書を読むかどうか迷っている方や次に読む本で迷っている方は、この記事を参考にしていただければ幸いです。

 ちなみに本書は2023年に映画化もされており、こちらも、Prime videoで無料公開中です。

前置き

 皆さん「Winny事件」をご存知ですか?

 Winny事件とはWinnyというファイル交換ソフトに関係した事件のことです。

 この事件の容疑者として逮捕されたのは、著作権に違反して映画やゲームを不特定多数がダウンロードできるように公開した利用者と、Winnyの開発者である金子勇氏です。

 「開発者」が逮捕されたのです!

 衝撃的でした。

 当時ものすごく驚いた記憶があります。

 著者権違反をした利用者が逮捕されるのは当たり前です。

 しかし、開発者が逮捕されるのは理解できませんでした。

 だって、作っただけですよ?

 当時の私は全く納得できませんでした。

 それは、殺人事件で使用されていた凶器を作った包丁職人が逮捕された、または販売していたお店の人が逮捕された、それと同じように感じたからです。

作品概要

 本作は2004年に起こったWinny事件をまとめた書籍です。

 著者は、Winny事件弁護団事務局長の壇俊光氏です。

 壇氏から見た金子氏や検察、事件のことが時系列順に書かれています。

 当時の私が全く理解、納得できなかった、逮捕に至った検察側の主張も書かれています。

感想

こうよう
こうよう

こんなことが現実で起きていたのか・・・!

 壇氏(弁護側)の目線で書かれているので、多少偏った印象を受けてしまうのはしょうがないと思いますが、かなり検察警察側に不信感を抱いてしまいました。

 また、金子氏の人柄やコンピュータ技術への貢献、事件の結末(恥ずかしながら本書を読むまで知りませんでした)を知ることができ、満足感がありました。

 それと同時に、それらを知ったことによって、複雑な気持ちにもなりました。

まとめ 

 ネタバレになるので、詳しくは書きませんが、確実にたくさんの人に読んでほしいと思う本の一冊です。

 実際に読んでみて、事件の真相を知ってもらいたいです。

 ぜひ読んでみてください。

こうよう
こうよう

Winny事件を知っている方には特におすすめです!

こんな人にオススメ

・Winny事件を知っている

・無料で面白い本を読みたい

・裁判・法廷モノの本が好き

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