料理を作る全ての人へ、やさしい肯定【本当はごはんを作るのが好きなのに、しんどくなった人たちへ】ネタバレなし感想

感想

☆無料で読める面白い本を探している人に向けた記事

気軽に無理せずにもっと料理を楽しもう

画像引用:Amazon.co.jp

 「本当はごはんを作るのが好きなのに、しんどくなった人たちへ」が販売サイトで発売中です。電子書籍でも各社より配信されていています。
 私はPrime Readingを利用し本作を読みました(プライム会員ならば2024年5月現在無料です)。

 本書を読むか迷っている方、次に読む本を探している方はこの記事を参考にしていただければ幸いです。

前置き 

 私は食事のほぼ全てを自炊します。独り者なので、100%自分のためです。

 好きなときに好きなものを作る、めんどくさいときには手抜きする、全部自由です。

 しかし世の中そういう人ばかりではありません。むしろ家族など自分以外のために料理を作っている方のほうが多数派でしょう。

 本書はそういった、家族のために料理をしている主婦(主夫)の方々に向けて書かれています。

作品概要

 本書は、2020年9月に発行された、料理研究家「コウケンテツ」氏により書かれた本です。

 料理に対する考え方や具体的な方法など、ずっと料理を好きでいて欲しいというコウケンテツ氏の思いが綴られています。

 また、オススメのレシピもいくつか掲載されていていますが、レシピ本の類ではありません。

感想

こうよう
こうよう

そんなこと言われたら、自己肯定感爆上りやん・・・

 著者「コウケンテツ」氏の料理に対する愛と、家庭で料理をするすべての人に対するやさしさを感じました。

 とにかく、料理を嫌いにならないでほしい、料理を楽しんでほしいといった思いや願いが書かれています。

 私はどちらかというと料理が好きなほうなので、多少面倒だと思うことがあっても、基本的にはいつも楽しく料理をしています。

 ただそれは今の自分が恵まれているだけで、なにかのきっかけで料理が楽しくなくなってしまって、そのうち嫌いになってしまうこともあり得るのかな、と思いました、

 そんなふうに、タイトルの本当はごはんを作るのが好きなのに、しんどくなった人たちへは「また料理を好きになってほしい」、今料理を楽しんでいる人には「料理を好きでい続けてほしい」という、コウケンテツ氏の思いと願いは、とても共感できました。

まとめ 

 誰しも料理をしたい気分じゃないとか、何もしたくない、そんなときはあると思います。

 そんなときでも、著書でコウケンテツ氏は優しく寄り添う言葉で自己肯定感が下がらないようにしてくれます。

 本書は料理は本来もっと自由で楽しいものだから、料理をすることに悩んだり苦しんだりしないで欲しい、という願いが込められた一冊です。

こうよう
こうよう

家庭で料理をする方にはぜひ読んでもらいたいです!

こんな人にオススメ

・家庭で料理をする

・主婦主夫の方々

・料理が嫌いになってしまった。または嫌いになってしまいそうになっている

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