★日記みたいなものです。
11月もたくさんの本や映画を楽しみ、感想を書きました。
その中には感想をとりあえず書いてはみたものの筆が進まなかったり、記事として成り立たなかったり……
さまざまな理由で公開するに至らなかった、いわゆる”お蔵入り記事”が多くあります。
そもそも、観たり読んだりした映画と本をすべて記事にしようとは思っていませんが、記事にしようと思って取り掛かった後に、途中で投げ出すのは、どうにも気分が悪くてモヤモヤしてしまいます。
中途半端は気持ち悪いし悔しいなあ……
じゃあ、とりあえず作品名くらいだけは紹介しようよ!
というわけで今回は、お蔵入りとなった記事で紹介予定だった本と映画6作品を紹介しつつ、お蔵入りになった理由を書いていきます。
※実際に本を読んだ日や映画を観た日、記事の作成自体は11月だけではなく、それ以前のものも含まれていて、今回はその中から一部を選んで紹介しています。
本
お蔵入りにしたけど紹介したい本は3冊です。
サマータイムリバース
サマータイムリバースは赤井五郎氏による中篇ミステリー小説です。
紙の本では発売されておらず、Kindleでのみ読めます。
お蔵入りの理由
ミステリーは紹介するのが難しいです。
紹介がネタバレに繋がる可能性もあるのでなかなかうまく記事が書けませんでした。
本によっては多少のネタバレになってしまっても問題ないかもしれませんが、ミステリーの場合はそうもいかないですから…
本作は中篇ミステリー作品として、とても楽しめたので紹介だけさせてもらいます。
神様に一番近い動物
神様に一番近い動物~人生を変える7つの物語~は水野敬也氏による小説です。
7編の短編が収録されています。
お蔵入りの理由
短編はどれも考えさせられるような内容でオチも皮肉たっぷりで面白いです。
水野氏らしい読みやすい文章と短編という形式のおかげでサクサク読み進められました。
作品自体も面白かったし、テーマも分かりやすかったので感想記事も書きました。
しかし、すでに水野氏の書籍の感想記事(夢をかなえるゾウシリーズなど)をいくつも公開していますし、他にも水野氏の書籍で記事を公開予定のものがあります。
同じ作者の作品ばかり紹介してもつまらないので、感想記事の完成度があまり高くないこの記事はお蔵入りにすることにしました。
……もしかしたら、そのうち作り直して公開するかもしれません。
トッケイは七度鳴く
トッケイは七度鳴くは宮内見氏による小説です。
第二次大戦中のビルマで、日本兵の男性と慰安婦との恋を描いています。
お蔵入りの理由
内容自体はとてもよくできていて、面白いと思いました。
長編の作品ですが、現代と当時をそれぞれ描いているので、展開的にも飽きずに読み進められました。
お蔵入りの理由ですが、作品自体はフィクションですが、慰安婦問題という大きな題材を私が扱いきれなかったことが原因です。
作品の感想記事を書いていると、どうしてもそのあたりの知識のなさが出てきてしまって、うまくまとめきれませんでした。
記事にはできませんでしたが、素晴らしい作品であることは間違いないのでぜひ読んでみてほしいです!
映画
お蔵入りにしたけど紹介したい映画は、3本です。
サンザシの樹の下で
サンザシの樹の下では2010年に中国で制作公開された恋愛映画です。
日本では翌2011年に公開されています。
舞台は1970年代の中国で、国策により農村学習に派遣された女子高生が、派遣先の村で出会った地質調査隊の青年と恋に落ちるストーリーです。
お蔵入りの理由
主人公の少女ジンチュウがピュアすぎます。
そして彼女が恋する青年スンはさわやか好青年です。
まぶしすぎます。
おじさんの荒んだ心にはある意味強烈すぎました。
そしてラストは……
切なすぎます。こんなの泣いちゃう……。
感想記事がすごくキモい感じになったので公開は断念しました!
キングスマン
キングスマン:ゴールデンサークルは2018年の映画です。
キングスマンの続編でシリーズ2作目となります。
お蔵入りの理由
キングスマンはかなり好みの作品で、続編のキングスマン:ゴールデンサークルもとても面白くて楽しめました。
感想記事もスラスラ書けたのですが……
感想の内容がキングスマンの記事とまったく同じ感じになりましたね!
ということで、記事はそのままお蔵入りにして、代わりにキングスマンの記事に追記する形で
「キングスマン:ゴールデン・サークルも同じ感じで面白いよ!」
と一言書くだけにしました。
神々の山嶺(アニメ版)
神々の山嶺は夢枕獏氏による小説です。
映画としては、実写版とアニメ版があり、アニメ版は2021年にフランスで制作されています。
本作はカンヌ国際映画祭でプレミア上映されたのちにフランス国内で公開され大ヒットしています。
お蔵入りの理由
ちょっと思ったのと違いました。
私(こうよう)は原作小説のファンです。
小説で良いと感じた部分や好きな部分が、映画ではあまり重視されていないように感じました。
全体のストーリーは同じなのですが、尺の問題でカットされた部分も多く、作品の良い部分を描き切れていなかった感じですね。
また、ラストのあたりもかなり違っていて、フランス人と私の価値観の違いのようなものを感じてしまいました。
(その感じだとアレがアレでアレだからニュアンスが違ってくるんじゃ……みたいな。)
ちなみに実写版の映画もアニメ版と同様に「端折りすぎ」との意見が多く、なかなか映像化するのが難しい作品なんでしょうね……。
大好きな作品だったので原作小説と合わせて記事にしたかったのですが、ギャップをうまく埋められなかったので記事はお蔵入りにしました。
まとめ
今回は、記事にしたかったけど、さまざまな理由で記事にできなかった、6作品を紹介しました。
この記事に特別意味はありませんし有用な情報は皆無だと思います。
しかし私(こうよう)がすっきりした気持ちで次に進むために作成し公開させていただきました。
気持ちを切り替えて、また次を楽しもう!
本も映画もブログも楽しむことがモットーだからね!
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