★今年もありがとうございました。
今年もいろいろな映画を観て、楽しんだ1年でした。
感動した作品や印象的なシーン、そして思わず笑ってしまった場面など、振り返るとたくさんの思い出が蘇ります。
みなさんにとって、今年一番心に残った映画は何ですか?
2024年を振り返り、私(こうよう)が特に印象に残った映画をベストテン形式で紹介させていただきます。
印象深い映画ベスト10
2024年、映画は149作品を視聴し、そのうちの80作品を記事にしました。
その中で、私(こうよう)私個人の面白かった度(好き度)とオススメ度(推し度)を★10を満点にして新たに採点しなおしました。
ランキングは、その合計をもとに作成しています。
第十位:ビッグ・リトル・ファーム 理想の暮らしのつくり方
好き度:★★★★☆☆☆☆☆☆
推し度:★★★★☆☆☆☆☆☆
ビッグ・リトル・ファーム理想の暮らしのつくり方は2018年のドキュメンタリー映画です。
自然と共存した農園づくりに密着した8年間の記録です。
採点のポイント
映し出される美しい自然と農園はとても感動的です。
自然の偉大さや人間の役割など考えさせられる内容が好みでした。
ドキュメンタリー映画なのが、メリットにもデメリットにもなっています。
ドキュメンタリーなのでリアルですが、それゆえ(フィクションに比べると)ドラマチックさに欠けるとも言えます(しかし、リアルな美しさは本当に感動できますよ!)。
オススメのポイント
・リアルな感動がある映像美
・メッセージ性の高い内容
第九位:キャプテン・アメリカ ウィンター・ソルジャー
好き度:★★★★★☆☆☆☆☆
推し度:★★★☆☆☆☆☆☆☆
キャプテン・アメリカ/ウィンターソルジャーは2014年公開のヒーロー映画です。
「キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー」の続編にあたります。
採点のポイント
「MCU(マーベルシネマティックユニバース)一気見企画」で視聴した作品です。
キャプテン・アメリカが「私の推しヒーロー」となることを決定づけ、ストーリーもですが、キャプテン・アメリカというキャラクターがとても良い作品です。
ただし、続編映画ということと、MCU全般に言えることですが「アベンジャーズに続く……」というラストなのがオススメ度(推し度)が低くなっている要因です。
しかし、続編映画といってもうまい演出でいい感じに補完されますし、アベンジャーズに続く的な要素はありつつも、一応物語としては一区切りはつくのでそこまで悪くはありませんよ。
オススメのポイント
・キャプテン・アメリカがカッコイイ!
・感動的な演出
第八位:87分の1の人生
好き度:★★★★★★★☆☆☆
推し度:★★☆☆☆☆☆☆☆☆
87分の1の人生(原題:A Good Person)は2023年の作品です。
フローレンス・ピュー演じるアリソンとモーガン・フリーマン演じるダニエルの交流を描いており、二人は事故の加害者と被害者の家族という関係で、お互いに簡単ではない問題と葛藤を抱えて生きています。
採点のポイント
私がフローレンス・ピューにハマった作品ですね!
彼女の出演している映画はそれまでにも何作か見たことがありましたが、この作品で彼女にドはまりしました。
面白かった度(好き度)の要因が彼女の魅力です。
フローレンス・ピューの声と表情、その演技が最高でした。
オススメ度(推し度)が低かった理由としては、ストーリーが万人ウケしそうになかったことです。
個人的には好きですが、終始重苦しい空気感が流れているので、好き嫌いがわかれると思います。
オススメのポイント
・フローレンス・ピューの演技
・人間の内面をリアルに感じられるストーリー
第七位:SISU/シス 不死身の男
好き度:★★☆☆☆☆☆☆☆☆
推し度:★★★★★★★★☆☆
「SISU/シス 不死身の男」は2022年にフィンランドで製作された映画で、日本では2023年に公開されました。物語は第二次世界大戦末期のフィンランド、ナチスの侵攻により焦土と化した地で、老人が掘り当てた金塊を運んでいる途中、ナチス軍と遭遇し戦いとなるストーリーです。
採点のポイント
ところどころで「あれ?」「なんで?」「そんなバカな!」となる場面がありますが、その場の勢いですべて押し切られてしまい、一度ノッた勢いは、ずううっと最後まで上がり続けていきます。
この勢いのある描写は「映画なんてエンタメなんだから、こんなんでいいんだよ!」と言われているようで、とても潔く、好感が持てました。
逆に言えば、それだけの映画ですが、勢いがすごすぎてそれ以外いらないようにも感じましたね。
とにかくなにも考えずともただ見て楽しめるタイプの映画です。
(ところどころ暴力的な描写があるので要注意です)
オススメのポイント
・テンポが良くエンタメに全振りしたような作り
・とにかく勢いがすごい
第六位:猟奇的な彼女
好き度:★★★★★★★☆☆☆
推し度:★★★★☆☆☆☆☆☆
「猟奇的な彼女」は2001年の韓国映画で、日本では2003年に公開されました。
本作は、大学生の「キョヌ」と「彼女」とのラブストーリーで、原作は1999年にネット掲示板に書き込まれたエピソードで、日本の「電車男」の韓国版といった感じですね。
採点のポイント
とにかく彼女がカワイイです(はたから見ている分にはですが)。
王道のラブコメ的ノリとストーリー展開で、なんだか平成レトロ的懐かしさもありましたね。
オススメ度(推し度)が控えめな理由は、良くも悪くも、最初から最後まで王道的展開ですので人によっては退屈かもしれません。
また楽しめるかどうかは「彼女をカワイイと思えるか」という点が最重要ですが、破天荒すぎるので人によってはちょっと引いてしまうかも……
といった懸念もあります。
(私的には超カワイイと思えるので本作は大好きです。)
オススメのポイント
・カワイイ彼女(と主人公のキョヌ)
・平成レトロを感じる王道ストーリー
第五位:アバター:ウェイ・オブ・ウォーター
好き度:★★★★★★★★★★
推し度:★★☆☆☆☆☆☆☆☆
アバター:ウェイ・オブ・ウォーターは2022年の映画で、2009年公開の大ヒット映画アバターの続編です。
惑星パンドラを舞台に、原住民であるナヴィと侵略者である人間(スカイピープル)の戦いを描いています。
採点のポイント
面白かった度(好き度)が満点ということでもわかる通り、私が大好きな作品です。
その理由は主に2点です。
1つめは映像美です(とにかく映像がキレイ)。
CGなので作り物ですが、まったく違和感がなく作り物とは思えない美しさです。
海や水中のシーンでは美しさが際立っていましたね。
2つ目は世界観です。
ナヴィやほかの生き物のデザインも好きですが、パンドラはエイワというネットワークでつながっているという設定が好きです。
しかもパンドラの生き物は、エイワによって今生きている者以外でも、先祖や過去に生きた者とも繋がれるのです。
こういった独特の世界観と映像美が魅力の作品ですが、続編であることと、その独特すぎるとも言える世界観がオススメ度(推し度)を下げています。
アバターは大ヒットしましたが、その際アバターの生き物のデザインは賛否が分かれたように記憶していますから(私は大好きですが!)。
また世界観の割にストーリーに独特な部分はなく、王道の部類に入りますし、若干粗も目立ちました。
それでも、私はそれ以外の良い部分が圧倒的過ぎて、めちゃくちゃ好きな作品なんですけどね!
オススメのポイント
・映像美
・独特の世界観
第四位:トップガン マーヴェリック
好き度:★★★★★★★★★☆
推し度:★★★★★☆☆☆☆☆
トップガン マーヴェリックは2022年の作品で、1986年の大ヒット映画トップガンの続編です。
タイトルの”マーヴェリック”はトム・クルーズ演じるピート・ミッチェルのコールサイン(コードネーム)で、作中でピート・ミッチェルは皆からマーヴェリックと呼ばれています。
採点のポイント
とにかくカッコイイ!
トム・クルーズ演じるマーヴェリックのための映画といった感じです。
公開当時60歳ですが、肉体も若々しく、まったくそんな年齢に見えません。
シナリオに超王道展開ですが、私(こうよう)的にはすごく好みでしたし、迫力のある映像と音響もめちゃくちゃ良いです。
シナリオや演出はすべて、トム・クルーズ(主人公マーヴェリック)のためにあるようなものですが、それがまた良い感じなんですよね。
ただし続編映画ということで、オススメ度(推し度)は控えめです。
しかし本作はまさに理想的な続編!といった感じです。
前作で使われた音楽が随所で流れたり、シーンの再現やキャラの再登場、前作を懐かしむ演出などが随所にあるだけではなく、それらが本作を盛り上げるためにすごく上手に使われています。
本作を楽しむためにトップガンを見ても損しないくらい、本作はすごく良い映画ですよ!
オススメのポイント
・完璧な理想の続編といえる完成度の高さ
・迫力のある映像と音響
第三位:リズと青い鳥
好き度:★★★★★★★★★★
推し度:★★★★★★★☆☆☆
リズと青い鳥は2018年のアニメ映画で、「響け!ユーフォニアム」のスピンオフ作品です。
主人公は、吹奏楽部でオーボエを担当している「鎧塚みぞれ」と、フルートを担当している「傘木希美」です。
2人はTVアニメの主人公である「黄前久美子」の1年先輩にあたります。
物語はTVアニメ第2期のその後の話で、みぞれと希美は3年生です(久美子は2年生になっています)。
本作は、響け!ユーフォニアムのスピンオフ作品ですが、響け!ユーフォニアムのアニメを見たことがない方でも全然大丈夫です。
タイトルに「響け!ユーフォニアム」が入っていないので制作側としても、そういう意図があるのかもしれませんね。
採点のポイント
すべてがハイレベル。
音、映像、シナリオ、演出、演技、全てがハイレベルです。
音と映像の綺麗さ、特に音にこだわりがあることがわかります。
また、演出と演技の細かさも、凄まじいレベルの高さでした。本当に繊細!
「音と映像の綺麗さ」も物語の伏線というか、全てが意味のあるものになっているようなストーリーもすごく好みでした。
本作は2024年の中でも、本当に1番好きな映画なので、気持ちとしてはオススメ度(推し度)も満点にしたいくらいでしたが、アニメということとスピンオフ作品ということで若干点数を控えめにしました。
しかし、アニメならではの(アニメにしたできないような)演出もとても良かったですし、スピンオフといっても主人公の二人を知らなくても、作中でちゃんと十分な説明がありますから。
アニメを普段見ないような人に、もちろんアニメが好きな人にもぜひ見てほしい作品です!
※ちなみにこの記事はかなり初期の記事で、書きたいことをうまく書けていない気がしているので、もう一回ちゃんと感想を書きなおしたいです。
オススメのポイント
・音と映像の綺麗さ
・感動するシナリオ
第二位:トップガン
好き度:★★★★★★★★☆☆
推し度:★★★★★★★★★☆
「トップガン」は1986年の映画です。
公開当時は、主演のトム・クルーズ演じる”マーヴェリック”が作中で身につけた、レイバンのアビエーターというサングラスや、フライトジャケット、マーヴェリックの愛車であるカワサキGPZ900R(NINJA)が大流行し、社会現象になったそうです。
物語はアメリカ海軍で天才的な戦闘機の操縦テクニックを持つマーヴェリックがアメリカ海軍戦闘機兵器学校(通称トップガン)に相棒のグースと共に招集され、そのトップガンでの訓練の日々や実践などを描いています。
採点のポイント
超面白いです。
トップガン マーヴェリックを視聴するために見始めたのですが、超有名大ヒット映画ということもあり、すごーくハードルが上がっていたのですが、余裕で超えてきました。
というか予想をはるかに超えてきました。
とにかく、カッコイイ!
超王道のシナリオと展開ですが、映像・音楽・演出がかけ合わさって最高の作品に仕上げています。
トム・クルーズは、たくさんの映画に出演し、多くの人に認知されている超スター俳優です。
そのせいで、トム・クルーズが苦手という人もちらほらいるように思えます。
しかし、本作のトム・クルーズは若く、かっこよさの中にも、初々しさも可愛らしい感じもあって、近年のトム・クルーズとはまた違った魅力があります。
やはり大ヒットした映画にはその理由があるということを再認識しましたね。
ちょっと古い映画ですが、若い人にも見てほしいし、トム・クルーズが苦手な人にもぜひ見てほしいと思った作品です!
オススメのポイント
・超王道だけど超面白いシナリオ・展開
・ストレートでハイレベルな映像・音楽
第一位:アイアンマン
好き度:★★★★★★★★☆☆
推し度:★★★★★★★★★★
アイアンマンは2008年のヒーロー映画で、MCUフェーズ1最初の作品として制作され日本でも大ヒットしました。
物語は、兵器の開発と製造販売を中心とする企業スタークインダストリーズ社のCEOを務めるトニー・スタークがテロに巻き込まれ、自社の製品が多くの人命を奪っているのを目にし、軍需産業からの撤退を決意、アイアンマンとなるストーリーです。
採点のポイント
大企業のCEOを務める社会的な成功者として、天才的な頭脳と技術を持つエンジニアとして、そして美人の助手含め大勢の美女にモテまくり!
……さらにアイアンマンとして正義のために戦う。
地球上の全男子が憧れるような完璧すぎる設定です。
そしてそれを活かすストーリーと熱い演出が最高でした!
アイアンマンは、誰が見ても面白いと思えると思います。
ただやはりMCUということで、アベンジャーズに続く……的な部分だけはあまり好きになれませんね。
(ほんとうにそれだけがネック!)
公開当時大ヒットしたこともあり、見たことがあるかもしれませんが、何度見ても面白いと思うタイプの映画だと思います。
子供の頃見ていても、大人になった今、再度見返してみれば、またあらためて、アイアンマンという作品の面白さを新たな感性で感じてもらえると思います。
ヒーローものでアクションもかっこいいので子供も楽しめるし、大人も子供とはまた別の視点でトニーのかっこよさを感じることができる最高のエンタメ映画ですよね!
オススメのポイント
・アイアンマン(トニー・スターク)のかっこよさ
・熱い演出
おわりに
本当にむちゃくちゃ悩みました。
基本面白かったと感じた映画しか記事にしていないので、点数に差をつけるのがとても難しかったです。
分かりづらいとは思うのですが、私(こうよう)的には、好きな映画と面白い映画は違うし、オススメしたい映画も、単純に私が好きだからとか面白いからというわけじゃないし……
とにかくムダに悩みまくったランキングとなりました。
2024年を振り返って
今年は、今まで見てこなかったジャンルの映画も良く観ました。
特にヒーロー映画は有名作品でもほとんど見たことがなくて、MCU一気見という企画をしたことで、映画の新たな魅力にも気づけたと思います。
今年の1位がアイアンマンですからね。
去年までも私(こうよう)からすると、本当にびっくりです。
それでもやっぱり、私が好きな映画は人間ドラマや凝った設定の映画が多いのも確かです。
しかし、今まで見てこなかったのがもったいなかったと感じるような映画が多かったのも事実です。
やりたいことや目標
2025年も、もちろん映画はたくさん見たいと思っています。
今まで見てこなかったジャンルの映画もそうですが、過去の名作と呼ばれるような映画も、もっと見たいですね。
また、過去に見た作品をもう一度見てみたいと思っています。
昔好きだった映画、映画館に見に行って思い入れのある映画など……
見たい映画は果てしなくたくさんあります!
……あとできれば、映画館にも行けるようになれたらいいなと。
ここ数年は、家庭の事情と仕事の事情、それに一番は私の心の問題で、映画館に行けていません。
また映画館に行けるようになったらいいなぁ……。
ご挨拶
今年から始めたつたない文章のブログですが、読んでくださり、本当にありがとうございました。
来年も読んでもらえたら嬉しいです。
どうぞよろしくお願いします!
2025年が、皆さんにとって素敵な映画との出会いに満ちた年になりますように!
よいお年を~
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