『428 〜封鎖された渋谷で〜』は、まるで小説を読むように楽しめるサウンドノベルゲームです。
渋谷の街を舞台に、複数の登場人物の視点が絡み合う群像劇として展開し、緻密に張り巡らされた伏線とスリリングなストーリーがプレイヤーを引き込みます。
このゲームの魅力は、小説を愛する人にこそ響くポイントが多いことです。
例えば、複数のキャラクター視点が交錯する群像劇、プレイヤーの選択で物語が変化するゲームブック的な面白さ、そして伏線が見事に回収されるサスペンスの醍醐味などが挙げられます。
では、そんな『428』が好きな人におすすめの本や小説、あるいは逆に「こういう小説が好きなら『428』にハマるはず!」という作品を紹介していきます。
本が好きな人にも、ゲームが好きな人にも、新しい物語体験を提供できるようなラインナップを揃えました。

『428』が好きな人におすすめの本

『428 〜封鎖された渋谷で〜』を楽しんだ人なら、きっとハマるであろう小説をジャンル別に紹介します。
群像劇、伏線回収が見事なミステリー、ゲームブックやノベルゲーム系の小説など、『428』の魅力に通じる作品を厳選しました。
群像劇が魅力の作品

群像劇とは、複数の登場人物が物語の中心となり、それぞれの視点や物語が織りなすように展開していく形式のことです。
伊坂幸太郎『グラスホッパー』
☆複数の視点が交錯し、思わぬつながりが明らかになる群像劇
『グラスホッパー』は、殺し屋たちが繰り広げる群像劇です。
主人公は復讐を誓う男・鈴木ですが、ほかにも「押し屋」と呼ばれる殺し屋やナイフ使いの青年など、個性豊かなキャラクターたちの視点が交錯しながら物語が展開します。
『428』と同じく、異なる登場人物の視点を切り替えながらストーリーが進むため、それぞれの出来事がどこでどうつながるのかを推理しながら読む楽しさがあります。
伏線が見事に回収される爽快感も、『428』のストーリーと共通しています。
恩田陸『ユージニア』
☆群像劇+ミステリーの融合。異なる視点から事件の真相に迫る
『ユージニア』はある地方都市で発生した一家惨殺事件を、多くの視点から語ることで真相に迫るミステリー小説です。
登場人物によって語られる事実が少しずつ異なり、読者はその断片をつなぎ合わせながら全貌を解き明かしていきます。
『428』でも、複数の主人公の視点が絡み合うことで物語のピースが揃っていきますが、この手法が好きな人には『ユージニア』もピッタリです。
どこに真実があるのかを考えながら読む楽しさは、まさにゲームをプレイしているかのような感覚に近いでしょう。
伏線回収が見事なミステリー・サスペンス

伏線とは、物語の途中でさりげなく示される、後の展開や結末につながる要素のことです。
伏線は、読者の好奇心を刺激し、物語への興味を引きつける役割を果たします。
伏線回収は、物語の終盤や重要な場面で、伏線として提示された要素の意味や背景が明らかになることです。
伏線回収によって、物語全体の構成がより緻密になり、読者は物語の奥深さや面白さを再認識することができます。
東野圭吾『白夜行』
☆点と点がつながるストーリーの面白さと、読後に感じる深い余韻
『白夜行』は、ある事件をきっかけに人生が交錯していく男女の物語を描いた長編ミステリーです。
直接的な説明を避けながらも、読者に真実を示唆する書き方が特徴的で、最後まで読み終えたときに全体像が見えてくる構成になっています。
『428』も、序盤では断片的な情報しか与えられず、プレイヤーが物語を進めることでようやく真相が見えてくる構造になっています。
伏線の張り方と回収の仕方が秀逸な作品が好きなら、『白夜行』も楽しめるはずです。
綾辻行人『十角館の殺人』
☆最後の一行で衝撃を受ける!巧妙に張り巡らされた伏線
『十角館の殺人』は本格ミステリーの金字塔として知られる作品で、孤島の館で次々に人が殺されていくクローズド・サークルものです。
最大の特徴は、物語全体に仕掛けられたトリックと、それが明かされた瞬間の驚き。
読者の予想を見事に裏切る展開が待ち受けています。
『428』も、終盤にかけて伏線が一気に回収されるタイプの作品です。
「まさか、あのときの出来事が……!」という驚きを味わいたいなら、『十角館の殺人』もぜひ読んでみてください。
ノベルゲーム・ゲームブック系の小説

ノベルゲームとは、主にストーリーを読み進めていく形式のゲーム、ゲームブックとは、読者が物語の主人公となり、選択肢を選ぶことで物語の展開が変わる書籍のことです。
どちらも小説のように文章を読み進めますが、途中で選択肢が現れ、選んだ選択肢によってその後の展開が変わります。
竜騎士07『ひぐらしのなく頃に』(小説版)
☆選択次第で運命が変わる、ノベルゲーム発の作品
元々はノベルゲームとして誕生し、その後小説化された『ひぐらしのなく頃に』。
平和な田舎の村で起こる連続怪死事件をテーマにしたサスペンスホラーで、同じ時間軸を繰り返しながら異なる展開を見せるのが特徴です。
『428』と同じく、選択によってストーリーが分岐し、何度も試行錯誤しながら「真相」に近づいていくという点が共通しています。
マルチエンディング型のストーリーが好きなら、『ひぐらし』もおすすめです。
ゲームブック『火吹山の魔法使い』(スティーブ・ジャクソン)
☆プレイヤーの選択が物語を左右する、ゲームブックの王道
ゲームブックとは、読者が選択肢を選びながら物語を進める小説の形式で、まさに『428』のシステムと似た構造になっています。
『火吹山の魔法使い』はその代表作で、ダンジョンを探索しながらアイテムを集め、選択によってエンディングが変化する冒険物語です。
『428』は現代を舞台にしたサスペンスですが、「選択次第で物語が変わる」という楽しさはゲームブックそのもの。
『428』をプレイしていて「この感覚、どこか懐かしいな」と感じた人は、ぜひゲームブックも読んでみてください。

どの作品も引き込まれるような面白さ!

『428』で感じた面白さを本でも感じよう!
こういう小説が好きな人は『428』にハマる!

小説好きの中には、「ゲームにはあまり興味がない」という人もいるかもしれません。
しかし、『428 〜封鎖された渋谷で〜』は、「読むこと」を主体としたゲームであり、むしろ小説ファンにこそプレイしてほしい作品です。
ここでは、「こういう小説が好きなら『428』を気に入るはず!」という視点で、おすすめのポイントを紹介します。
ミステリー・サスペンスが好きな人
☆『428』の魅力①:緻密な伏線と緊張感のある展開

『428』のストーリーは、一見バラバラに見える出来事が、少しずつつながっていくことで全体像が明らかになる構成になっています。
これは、ミステリーやサスペンス小説の構造と非常に似ています。
特に、東野圭吾の『白夜行』や『容疑者Xの献身』、宮部みゆきの『模倣犯』などが好きな人なら、『428』の緻密なストーリー展開にハマるはずです。
また、ミステリー小説の魅力の一つに「伏線回収の快感」がありますが、『428』でも、序盤の何気ない選択や小さな出来事が、後に大きな意味を持つことがよくあります。
こうした読者(プレイヤー)を驚かせる仕掛けが好きな人に『428』はぴったりの作品です。
群像劇や複数視点の物語が好きな人
☆『428』の魅力②:異なる視点が絡み合い、一つの物語を作る

『428』は、複数の登場人物の視点が交錯しながら進む群像劇。
登場人物ごとに異なる視点や背景が描かれ、それらが少しずつ絡み合いながら大きな物語を形成していくという構造になっています。
このタイプのストーリーが好きな人には、伊坂幸太郎の『グラスホッパー』『アヒルと鴨のコインロッカー』、桜庭一樹の『赤朽葉家の伝説』などの群像劇的な作品が向いています。
特に、伊坂幸太郎の作品は、『428』と同じく「点と点がつながる快感」が強く、ラストに向けての伏線回収が見事な作品が多いので、読んでいて「なるほど、そういうことだったのか!」という驚きを味わいたい人におすすめです。
『428』は、これらの作品のように、一見無関係に思える物語が、実は複雑に絡み合っているという仕掛けがあるので、群像劇の面白さを存分に味わえるでしょう。
ゲームブックやノベルゲームが好きな人
☆『428』の魅力③:プレイヤーの選択が物語を左右する

『428』は、選択肢によって物語が分岐する「サウンドノベル」というジャンルのゲームです。
これは、かつて流行したゲームブックのシステムを発展させたものとも言えます。
ゲームブックに馴染みがある人なら、スティーブ・ジャクソンの『火吹山の魔法使い』や『バルサスの要塞』、または『ソーサリー!』シリーズなどを楽しんだことがあるかもしれません。
これらと同じように、『428』でも「この選択がどんな影響を与えるのか?」と考えながら進める楽しさがあります。
また、近年のノベルゲーム(ビジュアルノベル)にハマった人なら、『ひぐらしのなく頃に』『Steins;Gate』『Ever17』 などの作品と似た魅力を『428』にも感じるかも。
「プレイヤーの選択次第で結末が変わる」というシステムが好きなら、『428』は間違いなく楽しめる作品です!
まとめ:読書が好きなら『428』を体験すべき!

『428 〜封鎖された渋谷で〜』は、単なるゲームではなく、「プレイヤーが物語を体験する」ことに特化した作品です。そのため、次のような人にこそおすすめできます。
- ミステリー・サスペンス小説が好きな人
- 伏線の回収や謎解きを楽しめる!
- 群像劇が好きな人
- 異なる視点の物語が絡み合う面白さを味わえる!
- ゲームブックやノベルゲームが好きな人
- 自分の選択で物語が変わる楽しみ!
「ゲームはあまりやらないけど、小説は好き」という人でも、『428』なら違和感なく楽しめるはずです。
むしろ、小説が好きな人にこそ体験してほしい、「新しい読書の形」とも言える作品です。

『428』は小説などの物語に通じる面白さがあります。

小説好きなら絶対ハマるよね!
まとめ

『428 〜封鎖された渋谷で〜』は、小説好きにこそおすすめしたいゲームです。
その魅力は、単なる「遊ぶ」体験ではなく、「物語を体験する」ことにあります。
本記事では、以下の2つの視点から、おすすめの小説や本を紹介しました。
『428』が好きな人におすすめの小説
☆群像劇が魅力の作品
伊坂幸太郎『グラスホッパー』
恩田陸『ユージニア』
☆伏線回収が見事なミステリー・サスペンス
東野圭吾『白夜行』
綾辻行人『十角館の殺人』
☆ゲームブックやノベルゲーム系の小説
竜騎士07『ひぐらしのなく頃に』
スティーブ・ジャクソン『火吹山の魔法使い』
こういう小説が好きな人は『428』にハマる!
- ☆ミステリー・サスペンス好き
- 伏線回収と謎解きの面白さが共通
- 群像劇や複数視点の物語が好き
- 視点が交錯するストーリーが魅力
- ゲームブックやノベルゲームが好き
- 選択肢によって物語が変化する楽しみ
小説好きにこそ体験してほしい「読むゲーム」
ゲームはあまりやらないけれど、小説が好き――
そんな人でも『428』なら違和感なく楽しめるはず。
むしろ、小説が持つ「物語の面白さ」と、ゲームの持つ「選択の面白さ」が融合したこの作品こそ、新しい形の読書体験としておすすめできます!
「小説を読む感覚で、でも自分の選択で展開が変わる物語を楽しんでみたい」
そんな人には、ぜひ『428 〜封鎖された渋谷で〜』をプレイしてほしいと思います。
『428』は読書好きもゲーム好きも、新たな物語の楽しみ方に出会える一作です。
もしこの記事を読んで少しでも興味を持ったなら、ぜひ手に取ってみてください!

ゲームも小説もそれぞれ良さがあります。

ゲームや小説の感想など、ぜひコメントで教えてね😊


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