お家でのんびり過ごす時間、何をしようか迷ったことはありませんか?
そんなとき、心をワクワクさせてくれる映画はどうでしょう?
2025年5月、Amazonプライムビデオには、見逃せない話題作が続々と登場しています。
今月の新着ラインナップは、ジャンルもテーマも非常に多彩。
その中でピックアップするのは、
・芸術とエロスの境界を探る日本映画『春画先生』
・超巨大サメが暴れまわる海洋パニックアクション『MEG ザ・モンスターズ2』
・そしてドナルド・トランプの過去とメディア戦略に迫る問題作『アプレンティス:ドナルド・トランプの創り方』
まさに「バラエティに富んだ三本立て」です。
今回は、そんな5月の注目映画3作品について、それぞれの魅力や見どころをわかりやすく解説します。
週末や連休の映画鑑賞にぴったりな一本がきっと見つかるはずです!
『春画先生』(2023年)
2025年5月1日より見放題入り
作品名 | 春画先生 |
監 督 | 塩田明彦 |
主 演 | 内野聖陽、北香那 |
公 開 | 2023年 |
ジャンル | コメディ、ヒューマンドラマ |
上映時間 | 114分 |
美術大学の非常勤講師として春画(しゅんが)を専門に教えている男・熊野。
彼は「春画こそ究極の美」と信じ、学問として春画を研究し講義する変わり者の先生だ。
そこへ、熊野のもとにひとりの若い女性・光が学生として現れる。
最初は春画に偏見を抱いていた光だったが、熊野の情熱や春画の奥深い世界に触れるうちに、次第に心を開いていく。
春画というタブー視されがちなジャンルを軸に、世間の価値観や人間の本質、そして「愛とはなにか」を描いた濃密な人間ドラマ。
見どころ・魅力
① 「エロス」を超えて「美術」へ昇華させた異色のテーマ
春画とは、江戸時代に描かれた性描写を含む浮世絵のこと。
単なるポルノではなく、文化・美術としての価値が見直されつつあります。
本作は、その春画をテーマに、知的かつ繊細に物語が進行。視覚的にも芸術性が高く、大人の鑑賞にふさわしい一作です。
②内野聖陽の怪演とも言える熱演
主人公・熊野を演じる内野聖陽は、知的で偏屈、だがどこか魅力的な“春画バカ”を絶妙なバランスで演じています。
彼の語る春画の世界に、観る側もつい引き込まれてしまうほど。
クセは強いが、どこか憎めない人物像が印象的です。
③春画を通して描かれる“自由な性と心”
性について語ることがどこかタブーとされがちな現代社会において、「性=恥」ではなく、「性=自然で美しいもの」として描く視点が本作の大きな特徴。
春画の本質を通して、個人の自由や他者との関わり方について深く考えさせられる内容です。
『MEG ザ・モンスターズ2』(2023年)
2025年5月15日より見放題入り
作品名 (原題) | MEG ザ・モンスターズ2 (Meg 2: The Trench) |
監 督 | ベン・ウィートリー |
主 演 | ジェイソン・ステイサム |
公 開 | 2023年 |
ジャンル | アクション、SF、海洋パニック |
上映時間 | 116分 |
巨大ザメ“メガロドン”との壮絶な戦いから数年後、深海研究チームは再び地球最深部「マリアナ海溝」へと挑む。しかし、そこにはかつての脅威をはるかに超える、複数のモンスターたちが潜んでいた——。
前作の主人公ジョナス・テイラー(ジェイソン・ステイサム)は、今回もチームの一員として深海探索に参加。だが調査の最中、巨大生物たちが地上へと浮上し、人類はかつてない危機に直面することになる。
海底から始まるサバイバル、そして人智を超えた“深海モンスター”との死闘が幕を開ける!
見どころ・魅力
①さらにパワーアップした「メガロドン」!
今作では、前作に登場した巨大ザメ“メガロドン”だけでなく、新たなモンスターも次々登場。
サイズも脅威も桁違いで、迫力あるビジュアルに思わず目を奪われます。
深海で繰り広げられるモンスター同士のバトルも必見です。
②ジェイソン・ステイサムの安定感あるアクション
海でも陸でも大暴れするステイサム節は健在!
ワイルドで無鉄砲、それでいて頭脳派というジョナスのキャラクターが、シリーズの緊張感を程よく和らげてくれます。
サメ映画でありながら、まるでアクション映画のような爽快感を味わえます。
③パニック映画×SFのいいとこ取り
“海洋パニック映画”としての緊張感と、深海という未知の領域を扱う“SF的スケール感”が絶妙に融合。
CGのクオリティも非常に高く、映画館クラスの迫力が家庭でも楽しめます。
夏の暑さを吹き飛ばすスリリングな一本です!
『アプレンティス:ドナルド・トランプの創り方』(2024年)
2025年5月9日より見放題入り
※5月1日現在、該当ページはプライムビデオにありませんでした。
作品名 (原題) | アプレンティス:ドナルド・トランプの創り方 (The Apprentice) |
監 督 | アリ・アッバシ |
主 演 | セバスチャン・スタン |
公 開 | 2024年 |
ジャンル | 伝記、社会派ドラマ |
上映時間 | 120分 |
本作は、ドナルド・トランプが不動産業界の若き実業家から、テレビスター、そして最終的にアメリカ大統領へと上り詰めるまでの「原点」を描いた伝記ドラマ。
舞台は1980年代のニューヨーク。
野望に満ちた青年トランプは、弁護士ロイ・コーンとの出会いによって、大きな転機を迎える。
権力の使い方、メディア戦略、嘘と真実の境界線――。
アメリカ現代史の転換点となった「トランプという存在」が、どのようにして創り上げられたのかを追う問題作。
見どころ・魅力
①セバスチャン・スタンの圧巻の演技変身
『キャプテン・アメリカ』シリーズで知られるセバスチャン・スタンが、若き日のトランプを演じています。
外見だけでなく、話し方や仕草、態度に至るまで「再現度が異常」と高評価。
俳優としての幅広さを再認識させる怪演です。
②権力とメディアの危うい関係を描く
この映画が注目される理由のひとつは、単なる伝記にとどまらず、政治とメディアの結びつき、そして“イメージ戦略”によって作られるパブリック・イメージの怖さに焦点を当てている点。
ロイ・コーンとの関係を通じて、現代のポピュリズムの原型が浮き彫りになります。
③世界で議論を呼ぶ“政治的な映画”としての一面
本作は、公開前から政治的に大きな波紋を呼び、アメリカ国内でも評価が分かれています。
それだけに、ひとつの歴史的資料としても価値のある一本。
ドキュメンタリーとは異なる、フィクションならではの演出によって、観る者に鋭い問いを投げかけます。
まとめ
2025年5月のAmazonプライムビデオでは、ジャンルも内容もまったく異なる3つの注目作品が配信開始されました。
『春画先生』(2023年)
芸術と性をテーマにした異色の人間ドラマ。
内野聖陽の怪演と、春画という題材の奥深さに引き込まれます。
『MEG ザ・モンスターズ2』(2023年)
巨大ザメ×超モンスターのスリル満点海洋アクション!
これからの暑い季節にぴったりのエンタメ大作です。
『アプレンティス:ドナルド・トランプの創り方』(2024年)
実在の人物の若き日を描いた問題作。
現代の政治やメディアの在り方を考えさせられる一作です。
※5月1日現在、該当ページはプライムビデオにありませんでした。

エンタメ性を求める人も、社会派ドラマで考えたい人も、自分の気分に合った映画が見つかる充実のラインナップです。

ぜひこの機会に、プライムビデオでの映画鑑賞を楽しみましょう!🎬✨
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