☆明るい=幸せ
明るい人や笑顔の人を見ると気分が良くなりますよね。
ポジティブなエネルギーって不思議と伝染して、自分まで自然と笑顔になって気持ちが軽くなります。
ちょっとした笑顔や明るい雰囲気が、周りの人の心を温かくしてくれるのはとっても素敵なことだと思います。
そんな明るい人のことを医者目線で分析し、素敵な明るい人になる方法を教えてくれるのが『和田 秀樹(著)なぜか人生がうまくいく「明るい人」の科学』です。
作品概要
「なぜか人生がうまくいく「明るい人」の科学」は和田秀樹氏による、2023年9月22日に発行された書籍です。
和田氏は精神科医です。
本書は、なぜ明るいほうがいいのか、ポジティブになるコツやネガティブにならないコツなど、和田氏が精神科医目線で教えてくれる内容です。
感想
誰しも「明るい」部分と「暗い」部分を持っています。
自分の性格が「明るい」か「暗いか」はあくまで自分自身の主観の問題です。
なので自分自身の心のありかたで、暗い人も明るい人になれます。
明るいメリット
「幸せだから明るいのか、明るいから幸せなのか」どっちだと思いますか?
答えは両方です。
明るくなれば幸せになれるのです。
明るい人は気持ちに余裕があります。余裕がないとなにもできません。
余裕があるからこそ、いろいろなことにチャレンジすることもできます。
明るい人の周りには明るい人が集まります。
そしてポジティブな空気は、物事をさらにより良いものへと発展させます。
明るい人は若々しく美しい印象があります。
実際に明るい人は笑顔を作ることで表情筋をよく使うので血行が良くなり、顔のコリがほぐれてしわやたるみが目立たなくなるそうです。
また、明るい人は健康的にもなるらしいです。
笑うことは免疫機能を高めますし、脳も活性化し記憶力がアップするほか、α波という脳波が増えてリラックス効果が得られます。
明るくいるためには
明るくいようとすることがなにより大事です。
そして明るくいるためには、今よりももっと良くなりたいという向上心が必要です。
現状維持をしようとしてはいけません。
環境で気持ちは変わります。
暗い気持ちになっているならば環境を変えてみるのもアリです。
明るい人たちと交流しましょう。
明るい人からパワーをもらい、頑張ればあなたも明るくなれます。
たくさんチャレンジをしましょう。
成功体験の積み重ねが自己肯定感を高め、あなたを明るくポジティブな人にします。
失敗を恐れる気持ちは分かりますが、何事もやってみないと始まりません。
明るい気持ちでいようという姿勢が、あなたを明るい人にします。
あとがき的なものとオススメ度
本書を読んで、心と体は繋がっていて、良い部分も悪い部分も作用しあっているということを再認識しました。
明るい気持ちで過ごすこと、そのための行動がもっと人生を良くしてくれるはずだと感じました。
また本書は、一般的に正しいとされていることを疑問視するようなことが、医者として多くの人と関わった経験をもとに新しい解釈をされていて、とても参考になりましたね。
最後に、著者の和田氏からのメッセージを引用します。
自分が取り組みやすいと思うことから始めて、無理だと思うようなことはスルーしてもいいのです。
気持ちを明るくするために、時にはスルーしてしまう勇気も必要です。
「とりあえず」でいいから、やってみなければ何も変わりません。
そのほんの少しの積み重ねが、あなたを笑顔にしてくれます。和田秀樹(著)なぜか人生がうまくいく「明るい人」の科学 おわりに
割と「べき」にこだわってしまうタイプなので、スルーする勇気を持ちたいです。
明るい人は魅力に溢れてるからね!
「なぜか人生がうまくいく「明るい人」の科学」のオススメ度は★3.0です!(満点が★5.0です)
精神科医という立場と経験により説得力があります。
科学とありますが難しい言葉は少なくて分かりやすかったです。
こんな人にオススメ
・日々を明るく過ごしたい
・ネガティブ思考をやめたい
・やる気を出したい
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