スマホが手放せない現代。
気になる人がいれば、すぐLINEでメッセージを送るのが当たり前になっています。
でも、そんな便利な時代だからこそ、「ただ会う約束をして、信じて待つ」そんな関係が、妙に新鮮に感じることってありませんか?
映画『アナログ』は、連絡手段を持たない男女が、週に一度だけ会う約束を守り続ける、どこか懐かしくて愛おしいラブストーリー。
スマホの通知に振り回される日常から、少しだけ離れて、ゆったりした時間の流れに心を委ねてみませんか?
オススメ度について
このブログでは、映画や書籍のオススメ度を5段階で評価しています。
各評価の基準については、こちらでご確認いただけます。
作品概要

作品名 | アナログ |
監 督 | タカハタ秀太 |
主 演 | 二宮和也、波瑠 |
公 開 | 2023年 |
ジャンル | 恋愛 |
上映時間 | 2時間 |
原 作 | ビートたけし氏による小説 |
映画『アナログ』では、主人公の水島悟は二宮和也、水島が出会った女性・ 美春みゆきを波留が演じています。
手作り模型や手描きのイラストにこだわるデザイナー・水島悟。
そんな彼が出会ったのは、携帯を持たず、どこかミステリアスな女性・みゆき。
二人は喫茶店「ピアノ」で偶然出会い、連絡先を交換する代わりに、「毎週木曜日に、同じ場所で会う」という約束を交わします。
連絡は一切なし。信じて待ち続ける日々の中で、二人は少しずつ距離を縮めていきます。
しかし、とある約束をした木曜日、みゆきは姿を見せません。
翌週も、その翌週も、彼女は現れず……。
みゆきが消えた理由とは?
連絡手段のない二人は、再び巡り合えるのでしょうか。
携帯もLINEもない時代に戻ったような、ピュアな愛が描かれる珠玉のラブストーリーです。
作品から学べる教訓・人生観(感想)

お互いに、会いたい気持ちがあれば、会えますよ。
映画『アナログ』より引用
①デジタルじゃ測れない「会いたい」という気持ち
現代は「会いたい」と思ったら、すぐメッセージを送れる時代。
でも、すぐ繋がれる便利さの裏には、「本当に会いたいのか」「なんとなく連絡しているだけなのか」が曖昧になることも。
『アナログ』では、あえて連絡手段を断ち、ただ約束の日を信じて会いに行く。
このシンプルな行為が、「会いたい」という気持ちを、ものすごく純粋なものにしてくれます。
みゆきの「お互いに、会いたい気持ちがあれば、会えますよ」というセリフが象徴するように、信じることでしか繋がれない関係性。
デジタルに慣れすぎた今だからこそ、心に刺さります。

②不安と喜びはセット
会えないかもしれない不安。
会えた時の何倍もの喜び。
便利な連絡手段がないからこそ、心が揺れる時間が生まれます。
この揺らぎこそが、人を本気にさせるし、相手の存在を特別なものに変えていく。
『アナログ』は、そんな「会いたい」という想いの純度を、丁寧に描いてくれました。

③「待つ時間」が教えてくれるもの
スマホが普及して、「待つ時間」って、すっかり消えてしまいましたよね。
でも、本来待つって「相手を思い浮かべる時間」であり、「想いを育てる時間」でもあるんですよね。
映画を観ながら、「ただ待つこと」の大切さに、改めて気づかされました。

④真実の愛は、デジタルを超える
連絡手段があれば、誤解やすれ違いも防げたかもしれない。
でも、連絡手段がないからこそ、相手を信じるしかない。
この状況が、二人の関係を「真実の愛」へと育てていきます。
ラストシーンの「今日、木曜日?」
そして「今日からずっと木曜日だよ」。
あのシーンには、会いたくても会えなかった二人の想いがすべて詰まっていました。
スマホがなくても、心は繋がれる。
そんな温もりが感じられる作品でした。

なぜこの作品がオススメなのか

①二宮和也&波瑠の演技が絶妙
二宮さんは、肩の力が抜けた自然体の演技。
波瑠さんは、どこか影のあるミステリアスな魅力。
この二人だからこそ、作り物感のないリアルなラブストーリーが成立しています。
②アナログな恋愛の新鮮さ
連絡手段に頼らない、会うために会いに行く恋愛。
現代だからこそ、逆に新鮮で、懐かしさすら感じます。
③デジタル疲れの心に効く
仕事でもプライベートでもスマホが手放せない毎日。
そんな現代人にとって、『アナログ』のゆったりした時間の流れは、ちょっとした癒しです。
総評・まとめ

『アナログ』は、ビートたけし原作の温かくて切ないラブストーリー。
デジタル全盛の時代に、あえて連絡手段を断ち、会いたい気持ちだけで繋がる二人の物語には、忘れかけていた「純粋な愛」が詰まっています。
「いつでも繋がれる」の便利さに慣れすぎた現代人だからこそ、胸に響く作品です。
ちょっと疲れた心を癒してくれる、大人のラブストーリーとしてオススメです。
『アナログ』のオススメ度は⭐3です!
特に強いクセはなく、気軽に楽しめる良作。
ただし、人によっては物足りなく感じることも。

デジタルじゃない心と心の繋がりを感じました。

たまにはアナログもいいもんだよ。
こんな人にオススメ

- スマホやSNSに少し疲れている人
- 大人の純愛ストーリーが好きな人
- ちょっとノスタルジックな恋愛映画に浸りたい人
- 二宮和也&波瑠のファン
「会いたいから会う」というシンプルな幸せを、ぜひ体感してください。

コメント