【ビッグ・リトル・ファーム 理想の暮らしのつくり方】ネタバレなし感想

外国映画

☆面白い映画を探している人に向けた記事

自然と共存した農園作りのドキュメンタリー「ビッグ・リトル・ファーム 理想の暮らしのつくり方」を視聴しました。

 視聴するか迷っている方や、次にみる映画を探している方はこの記事を参考にしてみてください。

作品概要

 「ビッグ・リトル・ファーム 理想の暮らしのつくり方」はアメリカのドキュメンタリー映画です。

 2018年にアメリカで公開され、翌2019年に日本でも公開となりました。

 上映時間は1時間31分です。

 ジョンとモリーの夫妻は、とある理由でカリフォルニア州荒れ果てた土地を購入し農園をつくることを決心します。その自然と共存した農園づくりに密着した8年間の記録です。

感想

 ジョンとモリーが目指すのは自然と共存したオーガニックな農園です。
専門家を招き、さまざまな施策を行いますが、すぐには結果がでません。
何か行うと、何らかの生物が異常に増えたりして、また別の問題が発生してしまうのです。

 しかし必ず自然はバランスを取ろうとします。
ある生物が増えれば、その増えた生物の天敵となる生物が必ず現れる、といった具合です。
そういった自然のサイクルや、偉大さを表現する言葉が作中にはいくつも登場します。
そのなかで、特に印象に残ったものを一つ紹介します。

君たちは、ただ自然の力を貸してもらえばいい。
特別な努力も必要なく便乗するだけさ。
複雑で多様な状態の中で、皆が支え合い、力を与え合う”命の綱”というやつだ。

The Biggest Little Farm.Directed by John Chester,LD Entertainment,2018

 農園づくりは一筋縄ではいかず、なかなか思い通りにはなりません。

 しかし、すべてを自分たちの思いどおりにコントロールするのではなく、あくまで共存し力を貸してもらう、と考えると案外うまくいくこともあるのでしょうね。

 また、結果を早く求めすぎてコロコロやり方を変えたりすぐに諦めたり、なんでも自分でできると勘違いして張り切りすぎたり・・・
農園づくりに限ったことではなく、日頃のいろいろな場面でも言えることだよなぁ、と感じました。

まとめ

 本作で映像で映し出される、美しい自然と農園はとても感動的で、自然の偉大さと素晴らしさをあらためて感じることができました。
自然のなかでは、無駄なもの(こと)なんてなにもなく、すべての生き物が役割をもっているのだと実感しましたね。

こうよう
こうよう

自然の偉大さと、人間のおこがましさを感じました。

パン
パン

自分ひとりできることなんてたかが知れてるからね。

 ビッグ・リトル・ファーム 理想の暮らしのつくり方」のオススメ度は★4.5です!(満点が★5.0です)
 美しい映像に加え、メッセージ性も高い素晴らしい作品だと感じました。
農業に興味がなくても全然楽しめますよ!

こんな人にオススメ

・ドキュメンタリー好き

・自然の雄大さを感じたい

・有機農業に興味がある

コメント

タイトルとURLをコピーしました