『キネマの神様』映画の力で変わる人生と家族の絆【書籍レビュー】

☆映画と映画館と映画評論観るたびに思う。映画は旅なのだと。幕開けと共に一瞬にして観るものを別世界へ連れ出してしまう。原田マハ(著)キネマの神様 より引用映画館のスクリーンに映し出される物語は、私たちに大きな影響を与え、時には人生を変える力を...

『ハッピーエンドは欲しくない』に学ぶ、人生という物語の描き方【書籍レビュー】

「ハッピーエンドは欲しくない」そう言われると、あなたはどう思いますか?「え、なんで?」と思うかもしれませんし、「わかる!」と感じる人もいるかもしれません。本書『ハッピーエンドは欲しくない』は、著者・n氏が自らの人生を綴った自伝的小説です。深...

ヤーレンズ出井(著)【芸人食わねど高コーヒー】ネタバレなし

☆そろそろブレイクしそうなコンビの人の本 「武士は食わねど高楊枝」 武士はお腹がすいていても、まるでお腹がいっぱいのように楊枝を高々とくわえて見せておかなければならないという、武士の高潔さやプライドを表した言葉です。 誰しもこだわりや譲れな...

『羊と鋼の森』仕事と夢のはざまで見つけた美しさ【書籍レビュー】

世界は美しいもので溢れているピアノに出会うまで、美しいものに気づかずにいた。知らなかった、というのとは少し違う。僕はたくさん知っていた。ただ、知っていることに気づかずにいたのだ。宮下奈都(著)羊と鋼の森 より引用主人公・外村の言葉です。『羊...

料理が心を癒す夜のビストロ『キッチン常夜灯』を読んで【書籍レビュー】

「忙しい毎日の中で、心を温めてくれる場所はありますか?」仕事に追われ、気づけば一日が終わっている。そんな日々を過ごしていると、ふと「どこかでひと息つきたい」と思うことはありませんか?それが、ただのカフェや飲み屋ではなく、心までほぐれるような...

『超コミュ力』ロンドンブーツ田村淳流!“好きな人にだけ”好かれるコミュニケーション術【書籍レビュー】

コミュ力……欲しいですよね!「コミュニケーション能力さえあれば、人生すべてがうまくいく!」とまではいかないものの、人と関わらずに生きるのが難しい世の中では、コミュ力の有無が人生を大きく左右するのは間違いありません。仕事でもプライベートでも、...

不器用すぎる兄妹の選択『いもーとらいふ』が描く生きづらさと自由【書籍レビュー】

「兄妹の絆」と聞いて、あなたはどんな物語を思い浮かべますか?温かくて、優しくて、家族愛に満ちたものを想像するかもしれません。しかし、『いもーとらいふ』は一筋縄ではいきません。この作品が描くのは、常識から少しズレた兄と妹の関係。そして、それを...
映画

【11月度】お蔵入り記事(できれば紹介したかった6作品)

★日記みたいなものです。 11月もたくさんの本や映画を楽しみ、感想を書きました。その中には感想をとりあえず書いてはみたものの筆が進まなかったり、記事として成り立たなかったり……さまざまな理由で公開するに至らなかった、いわゆる”お蔵入り記事”...

『ネガティブハッピーチェーンソーエッジ』無力感と青春の狭間で、僕たちは何を掴むのか?【書籍レビュー】

青春時代のあの漠然とした不安や無力感――あなたはどうやって乗り越えましたか?『ネガティブハッピー・チェーンソーエッジ』は、そんな問いに答えをくれるかもしれない作品です。今はいい大人のみなさんでも「昔の自分を思い出す」瞬間があるかもしれません...

仕事での信頼を築く『人望が集まる人の考え方』の教えと実践法【書籍レビュー】

信頼される人とは?「部下や同僚とうまく関係を築けているだろうか?」「仕事での指示がうまく伝わらず、空回りしていないか?」「なぜか苦手な人と関わると、うまく話が進まない……」こんな悩みを抱えたことはありませんか?仕事でもプライベートでも、「人...