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原田マハ(著)【キネマの神様】ネタバレなし感想

☆映画と映画館と映画評論観るたびに思う。映画は旅なのだと。幕開けと共に一瞬にして観るものを別世界へ連れ出してしまう。原田マハ(著)キネマの神様 冒頭より 映画って素晴らしいですよね。特に映画館で見る映画は格別です。最近はサブスクの普及もあっ...
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n(著)【ハッピーエンドは欲しくない】ネタバレなし感想

☆自分の物語の著者はあなた自身ですそれはとてもありふれた話だ。起承転結もなければドラマもない、どこにでも転がっている、道ばたの石ころの話だ。n(著)ハッピーエンドは欲しくない 序 より引用 嘘だ。全然ありふれてない。n氏の人生は十分に壮絶で...
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宮下奈都(著)【羊と鋼の森】ネタバレなし感想

☆世界は美しいもので溢れているピアノに出会うまで、美しいものに気づかずにいた。知らなかった、というのとは少し違う。僕はたくさん知っていた。ただ、知っていることに気づかずにいたのだ。宮下奈都(著)羊と鋼の森 より引用 主人公・外村の言葉です。...
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長月天音(著)【キッチン常夜灯】ネタバレなし感想

☆読んでいるとお腹がすくような小説 「忙しい毎日の中で、心を温めてくれる場所はありますか?」慌ただしく過ぎていく日々の中で、そっと立ち寄れるような、静かで穏やかな場所があったらいいと思いませんか?それは、特別な場所でなくても構いません。ただ...
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入間人間(著)【いもーとらいふ】ネタバレなし感想「不器用な兄妹の人生」

☆愛と人生の哲学 愛にはさまざまな種類がありますよね。異性を愛することにより生じる恋愛や性愛、友情を育むことで生まれる友愛。自分自身を大切にして尊重することで感じる自己愛なんてものもあります。愛しているのは間違いない。それは無論、家族愛とい...
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「青い春の記憶」滝本竜彦(著)【ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ】ネタバレなし感想

☆面白い本を探している人に向けた記事 日常に潜む不安や無力感……。青春時代に誰もが一度は感じたことがあるそれを、あなたはどうやって乗り越えましたか?『ネガティブハッピーチェーンソーエッジ』は、そんな問いかけを感じる小説です。 今回は滝本竜彦...
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朝倉秋成(著)【六人の嘘つきな大学生】ネタバレなし感想「単なるミステリではない」

☆人の多面性、単純さと複雑さの両方を感じる 社会のネタバレをします。就職活動で行われている試験や面接はほとんど機能していません。面接のときは採用する企業側も、採用される学生側も嘘をつきます。学生は嘘(建前のようなこと)を話していることが分か...
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うえお久光(著)【紫色のクオリア】ネタバレなし感想「ifとは無限の可能性」

☆面白い本を探している人に向けた記事 私が見た赤という色の「赤さ」をどう表現すれば伝わるのでしょうか。私が感じた「痛み」はどう言葉にすれば自分以外に的確に伝えることができるのでしょうか。 誰かが見た「赤」は、私が見た「赤」と完全に同じとは限...
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岩井佳也(著)【永遠についての証明】ネタバレなし感想「天才と正しさと幸福」

☆数学の美しさと天才たちの苦悩 天才と呼ばれる人たちは私たち凡人にはない苦悩があるように思えます。私のような凡人は、どうしても天才と呼ばれる彼らに憧れを抱きますが、彼らは自身はどのように感じるのでしょうか?彼らの人生は幸福なのでしょうか? ...
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絶賛積読中!【十二国記 白銀の墟 玄の月】の紹介

☆面白い本を探している人に向けた記事 十二国記シリーズの最新作「白銀しろがねの墟おか 玄くろの月つき」は2019年に発売された書籍で全4巻です。 この記事では本書を積読中の私が本シリーズの魅力と作品に対する思いを熱く書きしるしています!本書...