『gifted/ギフテッド』親子の絆が試される瞬間とは?才能と愛情が交錯する物語【映画レビュー】

映画

天才児の未来を守るために、大人はどこまで介入すべきなのか──。

子どもの可能性を伸ばすことと、その子自身の幸せを守ること。

そのバランスに頭を悩ませる親は多いはずです。

gifted/ギフテッド』は、そんな親なら誰もが一度は考えるであろうテーマを軸に、叔父と姪の心温まる暮らし、そして葛藤を描いた作品です。

天才的な数学才能というギフトを持つ7歳の少女メアリーと、彼女を育てるフランクの不器用ながらも深い愛情に、きっと心を揺さぶられるはず。

才能、家族、幸せ――

何が本当に大切なのかを優しく問いかける、そんな映画です。



オススメ度について
このブログでは、映画や書籍のオススメ度を5段階で評価しています。
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作品概要

作品名gifted/ギフテッド
監 督マーク・ウェブ
主 演クリス・エヴァンス、マッケンナ・グレイス
公 開2017年
ジャンルドラマ
上映時間103分
あらすじ

フロリダの小さな町。

7歳の少女メアリーと、独身の叔父フランク、そして片目の猫フレッドは、ささやかだけど幸せな暮らしを送っていました。

ところがメアリーの天才的な数学の才能が学校で明らかになったことから、周囲の大人たちの思惑が絡み合い始めます。

祖母イヴリンは「この才能を埋もれさせるわけにはいかない」と英才教育を受けさせるため、フランクからメアリーを引き離そうとします。

フランクは亡き姉との約束を胸に、メアリーに普通の子どもとしての幸せな人生を歩ませたいと願いますが──。

メアリーにとって本当の幸せとは何なのか?

家族の愛と才能を巡る葛藤を描いた、感動のヒューマンドラマです。


作品から学べる教訓・人生観(感想)

① 親の葛藤と苦悩は、すべての親に共通するもの

フランクの抱える悩みは、決して特別なものではありません。

子どもの未来を思えば思うほど、何が正解なのかわからなくなる──。

それは才能の有無に関わらず、どんな親にも共通する悩みです。

メアリーがギフテッド(特別な才能を持っている)ということで、問題はさらに複雑に。

フランクの「普通の幸せを与えたい」という願いも、イヴリンの「才能を最大限に活かしてほしい」という想いも、どちらも愛情から来るもの。

この“愛情のすれ違い”が物語の核になっています。

親としてどうするのが正しいのか、周囲の意見や環境に振り回される姿は、まさに現代の子育てにも通じるリアルな問題。

映画を観ながら、きっと自分自身の親としての立場や、大人としての責任を考えさせられることでしょう。

Marc Webb (Director). (2017). Gifted [Film]. Grade A Entertainment.

② 本音と建前、素直でいることの難しさ

「人は思ってもいないことを言う」とフランクは言います。

この言葉に、妙に納得してしまう人も多いのではないでしょうか。

大人になると、つい「本音」と「建前」を使い分けるようになります。

自分の本心を隠して、相手に合わせる。

それが円滑な人間関係に必要な場面もありますが、こと家族や大切な人に対しては、時に素直でいることが何よりも大切です。

フランクとメアリーのすれ違いも、お互いを思うがゆえのもの。

でも、心の奥底にある愛情は、嘘の言葉や行動で消えるものではありません。

言葉にして伝えることの大切さを、二人の関係が優しく教えてくれます。

Marc Webb (Director). (2017). Gifted [Film]. Grade A Entertainment.

③ 正解のない教育論

フランクとイヴリンの教育方針は真逆。

才能を伸ばすことが最優先なのか、普通の子どもとして過ごすことが大切なのか。

どちらも間違いではなく、それぞれに“正義”があるからこそ、ぶつかり合います。

母であるダイアンの選んだ道も、フランクとイヴリンの対立に影を落としています。

親が子どものために選んだ道が、子どもにとっての幸せになるとは限らない。

その苦い現実を知っているからこそ、フランクの葛藤には一層のリアリティがあるのです。

教育に正解はない。

そのシンプルでありながら、深く考えさせられるテーマが本作には込められています。

Marc Webb (Director). (2017). Gifted [Film]. Grade A Entertainment.

なぜこの作品がオススメなのか

  • クリス・エヴァンスの繊細な演技が光る
  • メアリー役のマッケンナ・グレイスの自然体な可愛さと賢さに心を掴まれる
  • 家族の愛情や葛藤がリアルに描かれていて共感しやすい
  • 才能と幸せ、どちらを優先すべきかという普遍的なテーマが刺さる

総評・まとめ

『gifted/ギフテッド』は、天才児を巡る家族の物語を通じて、「親子の絆」と「子どもの幸せ」を問いかける感動作です。

才能という特別なギフトを与えられた子どもと、そんな子を育てる親の葛藤は、決して遠い世界の話ではありません。

どの親も、どの子どもも、それぞれの幸せの形を探しているはず。

この作品を観れば、きっと自分自身の“幸せ”についても改めて考えさせられることでしょう。


gifted/ギフテッド』のオススメ度は⭐4です!

完成度が高く、特定のジャンルが好きならより楽しめる作品。


こうよう
こうよう

終始フランクに共感しまくりでした。
メアリーには幸せになってほしいです!

パン
パン

メアリーはきっといい子に育つよ!


こんな人にオススメ

  • 子どもの教育について考えることが多い人
  • 家族の絆を描いた映画が好きな人
  • クリス・エヴァンスの演技をじっくり観たい人
  • ヒューマンドラマ好き
  • 温かくて少し切ない作品を求めている人

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