映画好きの皆さんに、ぜひプレイしてほしいゲームがあります。
それは、PlayStation 2(PS2)で発売された名作アクションアドベンチャーゲーム『ICO』です。
『ICO』は、プレイヤー自身が物語の主人公になったような感覚を味わえる、まるで映画のようなゲームです。
セリフは最小限に抑えられ、環境やキャラクターの動きによって物語が語られます。
光と影を活かした幻想的なビジュアル、感情を揺さぶる静寂と音楽、そしてシンプルながら奥深いゲームプレイ──
これらが融合し、唯一無二の体験を生み出しています。
私自身、『ICO』を何度もプレイし、クリアするたびに感動を覚えてきました。
慣れれば2時間ほどでクリアできますが、その短さが逆に映画のような濃密な体験を生み出しています。
そして、エンディングで流れる楽曲「You Were There」は、心に深い余韻を残します。
私はこの曲が好きすぎて、サウンドトラックを購入しました。
さらに、ゲームの世界観をより深く味わいたいと思い、攻略本まで手に入れたほどです。
この記事では、『ICO』の魅力を映画的な視点から紹介し、なぜ映画好きの人にぴったりのゲームなのかを詳しく解説していきます。

たまにゲームで遊ぶと新鮮で楽しい。

いろんな体験が相互作用を生み出すからかもね。

『ICO』とは?

作品名 | ICO |
ディレクター | 上田文人 |
対応機種 | PlayStation2、PlayStation3 |
発 売 | 2001年(HD版:2011年) |
ジャンル | アクションアドベンチャー |
キャッチコピー | この人の手を離さない。僕の魂ごと離してしまう気がするから |
『ICO』は、2001年にPlayStation2向けに発売されたアクションアドベンチャーゲームです。
開発はソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)JAPANスタジオが担当し、ディレクターは上田文人氏。
上田氏は、その後『ワンダと巨像』や『人喰いの大鷲トリコ』といった、芸術性の高い作品を生み出していくことになります。
ゲームジャンルとしては「アクションアドベンチャー」に分類されますが、従来のアクションゲームとは異なり、戦闘よりも「探索」と「謎解き」、そして「感情移入」に重点が置かれています。
プレイヤーは角の生えた少年・イコを操作し、謎の少女ヨルダとともに、巨大な城からの脱出を目指します。
世界観の特徴
『ICO』の世界は、幻想的でありながらもリアルな質感を持っています。
古びた石造りの城、美しくも荒涼とした景色、静寂に包まれた空間──
これらの要素が組み合わさり、まるで映画のワンシーンのような美しいビジュアルを生み出しています。
本作の特徴的なポイントの一つは、セリフが極端に少ないこと。
キャラクターたちはほとんど言葉を交わさず、環境や行動を通して物語が語られます。
ヨルダの言葉はプレイヤーには理解できない架空の言語で話されるため、彼女の意図を推測しながら進めていくことになります。この手法が、ゲームの没入感を高める大きな要因になっています。
また、ゲーム中のBGMはほとんど存在せず、聞こえるのは風の音、足音、遠くで響く波の音など、環境音が中心です。
この静けさが、プレイヤーにより深い没入感を与え、まるで自分が本当にこの世界にいるかのような感覚を生み出します。

プレイ時間とリプレイ性
『ICO』は、初めてプレイする場合は5〜6時間ほどかかることが多いですが、慣れれば2時間程度でクリアすることも可能です。
しかし、短いからといって内容が薄いわけではありません。
むしろ、映画のようにコンパクトで無駄のない構成が、本作の魅力をより引き立てています。
また、一度クリアすると「2周目プレイ」では新たな要素が追加されます。
例えば、ヨルダの言葉が日本語で表示されるようになり、彼女の言葉の意味を理解できるようになります。
この変更によって、プレイヤーは1周目とは異なる視点で物語を捉えることができ、ゲームの深みをより感じることができます。


私はPS2版でプレイしました。

いま遊ぶならPS3版がいいね。
映画のような体験ができる理由

『ICO』は、単なるアクションアドベンチャーゲームではなく、まるで映画のような没入感を味わえる作品です。
その理由を、「ビジュアルとアートスタイル」「ストーリーと演出」「カメラワークとゲームデザイン」の3つの観点から解説していきます。
ビジュアルとアートスタイル
『ICO』のビジュアルは、他のゲームと比べても独特です。
シンプルながら芸術的なグラフィック
キャラクターのデザインはシンプルで、細かい装飾や派手なエフェクトはほとんどありません。
しかし、そのシンプルさが逆にリアルな質感を生み出し、プレイヤーに強い印象を与えます。
特に、古びた石造りの城のテクスチャは美しく、長い時間を経て朽ちていく歴史を感じさせます。

光と影の演出
本作では、光の使い方が非常に効果的です。城の中は基本的に薄暗く、差し込む光がより印象的に映ります。
例えば、崩れた壁の隙間から差し込む夕日、窓越しに見える青空──
そういった光の演出が、映画のワンシーンのような美しい空間を作り出しています。
特に、ヨルダは薄い白色の衣装をまとい、彼女の周囲には独特の光のエフェクトがかかっています。
これは、イコとヨルダの対比を際立たせるだけでなく、プレイヤーの目を自然と彼女に引きつける効果もあるようです。

ストーリーと演出
『ICO』の物語は非常にシンプルですが、そのシンプルさゆえにプレイヤーの想像力を刺激します。
セリフを極力排した語り方
一般的なゲームでは、キャラクター同士の会話やテキストでストーリーが進行します。
しかし、『ICO』ではセリフがほとんどなく、ヨルダの言葉もプレイヤーには理解できない架空の言語です。
そのため、物語は「行動」と「環境」によって語られます。
たとえば、イコがヨルダの手を取って走るシーン。
このシンプルな動作が、2人の関係性を物語る大きな要素となります。
最初はただの逃亡者と囚われの少女という関係ですが、次第にお互いを信頼し、助け合う姿が自然に描かれていきます。
この「説明しすぎない演出」が、映画のような感情の余韻を生み出します。

静寂が生む感動
『ICO』には、BGMがほとんどありません。
聞こえてくるのは、足音、風の音、波の音などの環境音のみ。
この静寂が、ゲームの世界をよりリアルに感じさせます。
そして、エンディングでは静寂を破るように、美しい楽曲「You Were There」が流れます。
これまでの静けさがあったからこそ、この音楽がより心に響き、映画のクライマックスのような感動を生み出します。

カメラワークとゲームデザイン
『ICO』の映画的な演出を支えているのが、本作の独特なカメラワークとゲームデザインです。
映画のような固定視点カメラ
『ICO』のカメラは、一般的な3Dアクションゲームのように自由に動かせるものではなく、あらかじめ設定された位置からの視点が採用されています。
この固定視点のカメラが、まるで映画のワンシーンのような美しい構図を作り出します。
たとえば、イコとヨルダが広大な城の端に立つシーンでは、遠くの風景まで見渡せるアングルが選ばれ、2人の小ささが際立ちます。
これは、彼らの旅の孤独感や、城の広大さを視覚的に伝えるための演出として効果的ですよね。

ロングショットの演出
時には、プレイヤーキャラクターを遠くから映すロングショットの視点が使われることもあります。
これは、映画でよく用いられる手法の一つで、登場人物を小さく映すことで、その場のスケール感を強調する効果があります。
たとえば、長い橋を渡るシーンでは、カメラが遠くに引き、イコとヨルダの小さな姿が広大な景色の中に溶け込むような演出がなされています。

まるで無声映画のようなゲーム体験
『ICO』は、セリフをほとんど排し、環境音と映像だけで物語を伝えるという点で、無声映画に近い体験を提供しています。
実際、サイレント映画の名作『メトロポリス』や『サンライズ』のように、視覚的な情報のみでストーリーが語られる作品と共通する要素が多くあります。
こうした表現手法によって、『ICO』はまるで一本のアート映画のようなゲームになっているのです。

ゲームが苦手な私でも、ちょっと頑張ればクリアできました。

慣れればそこまで難しくはないよね。
音楽の魅力

『ICO』の音楽は、一般的なゲームとは異なり、ほとんどBGMが存在しません。
しかし、それが逆に本作の没入感を高め、映画のような体験を生み出しています。
特にエンディング曲「You Were There」は、多くのプレイヤーの心に深い余韻を残しました。
本章では、『ICO』の音楽の魅力について掘り下げていきます。
静寂が生む臨場感
多くのゲームでは、場面ごとにBGMが流れ、プレイヤーの感情を誘導する役割を果たします。しかし、『ICO』ではBGMがほとんどなく、プレイヤーは環境音に耳を傾けながらゲームを進めていきます。
聞こえてくるのは、
- イコの足音
- 風が吹き抜ける音
- 遠くで鳴る波の音
- ヨルダが移動するときの微かな衣擦れの音
こういった、リアルな環境音だけ。
この静寂が、『ICO』の世界の広がりや孤独感をより強く感じさせ、まるで映画のワンシーンの中にいるような感覚を味わえます。
また、この静けさがあるからこそ、時折流れるわずかなBGMがより印象深いものとなっています。

戦闘時の音楽が生む緊張感
『ICO』には少ないながらも戦闘シーンがあります。
イコは影のような敵からヨルダを守らなければなりません。
このときだけは、環境音だけの静寂が破られ、緊迫したBGMが流れます。
この音楽の使い方も映画的です。
普段は無音に近い環境のため、戦闘シーンで音楽が流れると「何かが起こった」と強く印象づけられます。
サスペンス映画のように、静けさと緊張感のコントラストがプレイヤーの感情を揺さぶるのです。

エンディング曲「You Were There」の感動
『ICO』の音楽の中で最も印象的なのが、エンディングで流れる「You Were There」です。
この楽曲は、静寂の多かったゲーム全体を締めくくる、唯一と言っていいほどのしっかりとしたボーカル曲です。
少年合唱のような透明感のある歌声が、ゲームをクリアしたプレイヤーの心に深い感動を残します。
特に、ゲームの最後でプレイヤーが体験する余韻と、この楽曲が持つ儚さが絶妙にリンクしており、クリア後も『ICO』の世界に浸り続けたくなるほどの魅力があります。
実際、私自身もこの曲を気に入り、サウンドトラックを購入しました。プレイ後にこの曲を聴くと、ゲームの情景がありありと蘇ってくるような感覚になります。
音楽をより楽しむために
『ICO』のサウンドトラックは、ゲーム内で使用されている環境音やBGMのほか、「You Were There」も収録されています。
ゲームをクリアした後に改めて聴くと、物語の余韻をさらに味わうことができます。
また、静寂の多いゲームだからこそ、プレイ中には「どんな音が鳴っているか」に意識を向けてみるのもおすすめです。
足音や風の音がどのように響いているかに注目すると、より一層『ICO』の世界に没入することができます。

CDはホントにおすすめ!

何度も聞いてゲームの世界に浸ろう。
『ICO』を深く味わうために

『ICO』は、一度クリアするだけでも感動的な体験ができますが、さらに深く楽しむ方法があります。
それが、攻略本を読むこと、何度も繰り返しプレイすること、そして 宮部みゆきさんの小説『ICO-霧の城』を読むことなどです。
本章では、『ICO』の世界をより味わうための方法について紹介します。
攻略本で広がる『ICO』の世界
『ICO』には、公式の攻略本が存在します。
その中には、単なる攻略情報だけでなく、設定資料や開発秘話、未公開のイラストなどが掲載されています。
攻略本を読むことで、ゲーム内では詳しく語られなかった背景設定や、キャラクターの細かいエピソードを知ることができます。たとえば、
- イコの「角」にはどんな意味があるのか?
- ヨルダはなぜ城に閉じ込められていたのか?
- 影の敵は一体何者なのか?
こういった疑問のヒントが得られることもあります。
特に、『ICO』は意図的に説明を省いた部分が多いゲームなので、攻略本を読むことでプレイヤー自身の解釈を深める楽しさがあります。
また、開発スタッフのインタビューなども掲載されていることがあり、ゲーム制作の裏話を知ることで、『ICO』に込められたこだわりや意図をより理解できるでるはずです。
何度もプレイすることで見えてくるもの
『ICO』は、1回クリアするだけではすべてを味わい尽くせない作品です。
繰り返しプレイすることで、新たな発見や感動があります。
2周目プレイの特典
本作には、クリア後に解禁される「2周目プレイ」の特典があります。最も大きな違いは、ヨルダのセリフが日本語で表示されることです。
1周目では、ヨルダの言葉はプレイヤーには理解できない架空の言語で表現されていました。
しかし、2周目では彼女の言葉がわかるようになり、彼女の心情や考えがより明確になります。
この変化によって、1周目ではただ「助けなければならない少女」だったヨルダが、より人間らしい存在として感じられるようになります。
彼女の言葉を知ることで、プレイヤーの中で2人の関係性がさらに深まるのです。

ショートカットや攻略の工夫
『ICO』は、ある程度決まったルートを進むゲームですが、プレイヤーの工夫次第で効率的なショートカットを見つけることができます。
何度もプレイすることで、よりスムーズに城を探索できるようになり、イコとヨルダの旅をより快適に進める楽しさを味わえます。
また、一度クリアした後に改めてプレイすると、「この場所にはこういう意図があったのか」といった発見があり、最初には気づかなかった細かい演出や伏線を楽しむことができます。

宮部みゆき氏の小説『ICO-霧の城』を読む
『ICO』の世界観をさらに深く楽しみたい人には、宮部みゆきさんによる小説 『ICO-霧の城』 がおすすめです。
この小説は、ゲーム『ICO』を原作としつつも、宮部みゆきさんの独自の解釈が加えられた作品です。
イコの生い立ちや、なぜ彼が角を持つ子供として生まれたのか、ヨルダの運命や城の秘密など、ゲームでは語られなかった部分が丁寧に描かれています。
『ICO-霧の城』の魅力
- イコの過去がより詳しく描かれる
- ゲームでは明かされなかった「角を持つ子」の背景が深掘りされる
- ヨルダの視点が加わる
- ゲームではセリフが少なかったヨルダの内面が描かれることで、彼女の存在がより身近に感じられる
- 世界観がより緻密に
- 城の謎や、イコとヨルダが置かれた運命について、宮部みゆきさんならではのストーリーテリングで補完されている
『ICO』の幻想的な雰囲気をそのままに、物語の奥深さをさらに楽しめる作品です。
ゲームをプレイした後に読むと、より世界観が広がり、新たな視点で『ICO』を振り返ることができるはずです。
『ICO』の世界にさらに浸る
『ICO』は、ゲームをクリアした後も、その余韻に浸り続けたくなる作品です。
そのため、以下のような方法でさらに世界観を楽しむことができます。
サウンドトラックを聴く
前章でも紹介しましたが、『ICO』のサウンドトラックには、ゲーム内の環境音やエンディング曲「You Were There」が収録されています。
これを聴くことで、プレイ時の記憶が蘇り、ゲームの世界に再び入り込むことができます。
特に、静かな環境でじっくり聴くと、『ICO』特有の幻想的な雰囲気をより感じられるでしょう。
関連作品をプレイする
『ICO』のディレクターである上田文人氏は、その後『ワンダと巨像』『人喰いの大鷲トリコ』といった作品を手がけています。
これらの作品も『ICO』と同様に、美しいビジュアル、静寂を活かした演出、感情を揺さぶるストーリーが特徴です。
『ICO』に感動した方は、ぜひこれらの作品もプレイしてみることをおすすめします。
ファンの考察を読む
『ICO』は、ストーリーの解釈がプレイヤーに委ねられている部分が多い作品です。
そのため、インターネット上では多くのファンが考察記事や動画を投稿しています。
こうした考察を読むことで、自分では気づかなかった新たな視点を得ることができ、さらに『ICO』の世界を深く楽しめるでしょう。
(ICO 考察 などで検索すればたくさんヒットします!)

定期的にプレイしたくなるんだよね。

世界観がいいんだよね。
映画好きにおすすめしたい理由

『ICO』は、単なるゲームではなく、まるで一本の映画を体験しているような感覚を味わえる作品です。
そのため、特に映画好きの人には強くおすすめできます。
本章では、『ICO』が映画好きにぴったりな理由を3つの視点から解説します。
映画のような映像美と演出
映画好きの人が『ICO』を楽しめる最大の理由は、その映像美と演出にあります。
まるでアート映画のようなビジュアル
『ICO』の世界観は、シンプルながらも計算された美しさがあります。
石造りの城、広大な空間、差し込む光と影のコントラスト──
これらの要素が組み合わさり、まるでアート映画のワンシーンのような映像を作り出しています。
- 固定カメラによる映画的な構図
- ロングショットを活かしたスケール感
- セリフを極力排した視覚的な物語表現
こういった要素は、映画の演出手法と非常に近いものがあります。
実際に、モノクロ映画やサイレント映画のような静寂と映像による語りが特徴的な作品と共通点が多く、映画好きなら一目見ただけでその芸術性に惹き込まれるでしょう。

物語が言葉ではなく映像で語られる
映画の中には、セリフに頼らず映像だけで物語を伝える作品が多く存在します。
『ICO』も、まさにそのようなスタイルを採用しています。
無駄を省いたミニマルなストーリー
『ICO』の物語は非常にシンプルで、
- 角の生えた少年イコが、城に囚われた少女ヨルダを助ける。
- 2人は手を取り合いながら、城からの脱出を目指す。
- 途中で影の敵や城の支配者が立ちはだかる。
というものです。
しかし、そのシンプルさこそが、このゲームを映画的にしているポイントの一つです。
プレイヤーは余計な説明を受けることなく、登場人物の行動や環境から物語を感じ取ることになります。
例えば、
- ヨルダの言葉がプレイヤーに理解できない演出
→ 「言語が通じない相手と協力する難しさ」と「それを乗り越えて生まれる絆」を表現 - 手をつなぐというシンプルなゲームシステム
→ 言葉を交わさずとも「一緒にいること」の大切さを伝える
こういったように、映像とプレイヤーの体験を通じて、自然にストーリーが語られるのです。
こうした表現方法は、無声映画やアート系の作品が好きな人には特に響くのではないでしょうか。

余韻を残すエンディングと音楽
映画の中には、エンディングで強い余韻を残す作品が多くあります。『ICO』もまた、そのエンディングがプレイヤーの心に深い感動を与えます。
「You Were There」がもたらす映画のような余韻
エンディングで流れる楽曲「You Were There」は、まるで映画のエンドクレジットのように物語を締めくくります。
それまでほとんど音楽が流れなかったゲーム内で、初めてしっかりとしたボーカル曲が流れることで、プレイヤーの感情を一気に引き上げるのです。
また、映画のラストシーンのように、『ICO』のエンディングはプレイヤーに明確な答えを示さず、解釈の余地を残しています。この「余韻のある終わり方」こそ、映画好きが好むポイントの一つでしょう。


ICOは映画とゲームのいいとこどりをしたような作品だと感じます。

ICOは映画好きと親和性が高いよね。
『ICO』が好きな人におすすめしたい映画

『ICO』は映画好きにオススメと紹介しましたが、『ICO』感動した人は、以下のような映画も好きになるかもしれません。
『メトロポリス』(1927年)
無声映画の名作。
映像美と視覚的なストーリーテリングが特徴。
『サンライズ』(1927年)
言葉に頼らない映像表現が秀逸なサイレント映画。
『シェイプ・オブ・ウォーター』(2017年)
言葉を交わさない者同士の絆を描いたファンタジー作品。
『2001年宇宙の旅』(1968年)
静寂と映像で物語を語る、芸術性の高いSF映画。
『きっと、星のせいじゃない。』(2015年)
難病を抱える2人の若者が出会い、心を通わせるボーイミーツガール作品。
ちょっと雰囲気は違うけど、『ICO』と同じく、2人の主人公が困難を乗り越えながら絆を深めていく姿が描かれ、旅を通じて成長していく点も共通している。
これらの映画は『ICO』が好きな人なら刺さる映画だと思いますし、これらの映画が好きな人なら、『ICO』の魅力もきっと理解できるはずです!

似たような系列の映画をチョイスしてみました。

ちょっとクセがある作品ばかりだけど、名作ぞろいだね。
まとめ

『ICO』は、ゲームでありながら、まるで映画のような体験ができる作品です。
静かで幻想的な世界観、ミニマルなストーリー、計算された映像美、そして心に残るエンディング──
これらの要素が融合し、プレイヤーに深い感動を与えてくれます。
本記事では、映画好きにこそ『ICO』をおすすめしたい理由を紹介してきました。
そのポイントを改めて振り返ると、
- 映像美と演出が映画的
- 固定カメラによる美しい構図
- 光と影のコントラストを活かしたシーン
- ロングショットでスケール感を演出
- セリフに頼らないストーリーテリング
- 言葉ではなく映像で語られる物語
- 手をつなぐゲームシステムが感情を伝える
- 音楽と静寂の使い方が秀逸
- 環境音を活かした没入感のある演出
- エンディング曲「You Were There」が感動を引き立てる
- 余韻のあるエンディングが映画的
- 解釈の余地を残すストーリー展開
- クリア後も心に残る体験
また、『ICO』をさらに楽しむために、攻略本を読んだり、2周目をプレイしたりすることで、新たな発見やより深い理解が得られることもお伝えしました。
もし、あなたが映画好きで、「ゲームにはあまり興味がない」と思っているなら、ぜひ一度『ICO』をプレイしてみてください。
そこには、ゲームならではの没入感と、映画のような美しい体験が待っています。
そして、『ICO』をプレイして感動したなら、同じ上田文人氏の作品である『ワンダと巨像』や『人喰いの大鷲トリコ』にも触れてみてください。
きっと、新たな芸術的ゲームの魅力に出会えるはずです。
最後に、あなたが『ICO』の世界に浸り、イコとヨルダの旅に心を奪われることを願っています。
ゲームを超えた芸術体験を、ぜひ。

『ICO』はふだんゲームで遊ばない、映画や本など物語好きの人にオススメ!

ゲームの感想や思い出など、ぜひコメントで教えてね😊
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