☆面白い映画を探している人に向けた記事
画像引用：http://kingsman-movie.jp/
前置き
「キングスマン」がさまざまなサイトで配信中ですね。
視聴するか迷っている人や、次に観る映画を探している人はこの記事を参考にしてください。
作品概要
キングスマンは2014年に製作されたスタイリッシュスパイアクション映画です。
主人公エグジーをタロン・エガートン、ベテランスパイのガラハッドことハリー・ハートをコリン・ファースが演じています。コリン・ファースは「ブリジット・ジョーンズの日記」や「英国王のスピーチ」など多数のヒット作品に出演し、様々な賞を受賞し評価されている人気俳優です。
また他にも、様々な作品に出演しているマイケル・ケインやマーク・ストロング、パルプ・フィクションやダイハード3、マーベル作品などに出演しているサミュエル・L・ジャクソンなど、有名俳優が出演しています。
私はタロン・エガートンを本作視聴まで知りませんでした。本作で彼を知り、素晴らしい俳優だと思ったので、ほかの作品もチェックしたいですね。
物語は、コリン・ファース演じるベテランスパイのハリーが、とある理由でタロン・エガートン演じる青年エグジーを自身が所属する諜報機関キングスマンの候補生として勧誘するところから始まります。
上映時間は2時間8分です。
感想
良かったところ
英国紳士はカッコイイ！
本作の見所はなんといっても英国紳士のかっこよさにあると思います。見始めてすぐのアクションシーンで一気にキングスマンにハマってしまった感じがありました。
ビシッと決めた髪型とスーツで繰り広げられるスタイリッシュなアクション、使う武器や道具も一見普通の紳士が持っているような傘やメガネやカバンで、それらを駆使して戦う姿はとてもカッコイイです。
特にコリン・ファースが演じるベテランスパイのハリー・ハートは長身でスタイルが良く、その仕草や立ち振る舞いアクション、すべてがめちゃくちゃカッコイイです。
クスリとする演出
本作の魅力はかっこよさとアクションだけではありません。ところどころでイギリス式のブラックユーモア（？）と言うべき演出があり、それが物語に緩急をつける重要な役割を担っています。
また人がバンバン死ぬようなシーンでも、勢いと独特の表現で怖さやグロさよりも面白さのほうが勝る不思議な感覚がありました。
ストリートファンションからスーツが似合う英国紳士へ
物語の主役の1人であるエグジー、始め彼は英国紳士とは間逆のように見える人間でした。そんなエグジーがキングスマンの候補生として成長していきます。
エグジーらしさ（やさしい性格や若者らしいところ）はそのままにどんな英国紳士になるのかも本作の魅力だと思います。エグジーはハリーとは違った感じの魅力的な良いキャラクターです！
また、エグジーのストリートファッションはすごくかっこよくてとても似合っています。そんな彼がスーツが似合う英国紳士になるのか、そこも注目ポイントだと思います。
イマイチだったところ
シナリオに粗がある
一部シナリオに無理があると感じた部分がありました。敵組織の企みに関連する部分です。敵組織のあまりにも怪しい計画に、騙されてしまう多くの人々。計画の内容は現実離れしているものですが、計画を現実にありそうなレベルで考えても、怪しすぎて絶対に疑うレベルです。私だったら絶対に信用しないと思います。端的にいうと人間をとてもバカに描いています。
ただし、この人間をバカに描いている部分も、前述したブラック・ユーモア的要素なのかもしれません。狙ってそう思わせるようにしているならば、私はまんまとその術中にはまっていますね。
まとめ
独特の面白さを感じて欲しい！私は似たような作品をほかに知りません。
キングスマンの最大の魅力は、キャラクターのかっこよさ×ブラックユーモアだと思います。それらが作品に緩急をつけ、それぞれの良さを倍増させているように感じました。
またキングスマンはシリーズ化していてシリーズがもう2編作られています。そのひとつ「キングスマン:ゴールデン・サークル」はこの物語の続きで雰囲気もそのままに作られているので、本作が面白かったと思ったらぜひチェックしてみてください。
ただしもう一つ「キングスマン:ファースト・エージェント」は、本作の前日譚、キングスマンという組織の設立の物語で、雰囲気も本作とは違います。
本作（キングスマン）を面白いと感じたからといって、ファースト・エージェントも絶対に楽しめるというわけではないので要注意です。
こんな人にオススメ
・カッコイイアクションが観たい
・アクション映画が好き
・登場人物のキャラクターがいい映画が観たい
コメント