・アイアンマン
・インクレディブル・ハルク
・アイアンマン2
・マイティ・ソー
・キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー
・アベンジャーズ
☆面白い映画を探している人に向けた記事
前置き
きっかけ
先日、デッドプールを視聴し記事を書きました。
デッドプールはマーベルコミックを原作とした映画で、作中でマーベル映画のパロディネタ、メタフィクションが多くありました。
いい機会なので、他のマーベル映画も観てみようかと思い立ち、以前から興味があった「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」を視聴し、続けて続編の「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス」も視聴しました。
この2作を視聴しているときに、設定やキャラクターの説明などが不十分に感じる部分が多くあったので調べてみると、マーベル映画は作品と作品同士につながりがあることを知りました。
またマーベル映画はマーベル・シネマティック・ユニバースという映画作品群、それぞれの頭文字とり、MCUと呼ばれているそうです。
そして、映画はできるかぎり全力で楽しみたい性分の私は、もうこれは全部観るしかない!と決意しました。
しかし、マーベル映画は、前述したデッドプールとガーディアンズ・オブ・ギャラクシーに加えて、アイアンマンを地上波放送でなんとなく観たことがある程度で、何をどういう順番で観ればよいかわかりませんでした。
とりあえず、「MCU 視聴順 オススメ」といった感じでググってみると、結構な数の紹介ページがヒットし、その中で「MCU・アベンジャーズ見る順番を紹介!時系列や公開順でマーベルを一気見しよう!」という、Disney+内の紹介ページがあったので、これを参考にすることにしました。
公式なのでこれが一番でしょ!っていうとても浅はかですが確実な選択です。
このページには劇場公開順と作品内の時系列順の2パターンが紹介されていています。
MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)シリーズが初めて、じっくり見たい人は劇場公開順がオススメという記述があったので、劇場公開順でMCUを視聴することに決めました!
ちなみにもう1パターンの作品内の時系列順は「シリーズをとおして、何が、どういった順番で起きていたのかアベンジャーズシリーズも含め、見返して整理したいという2周目の方にオススメ」とのことです。
MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)とは
MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)とはマーベル・コミックを原作とした映画の作品のことです。
MCUの各作品は世界観を共有していて、キャラクターが作品の枠を超えて登場したり、ときには共通の敵を倒すために協力します。
そのため、同名シリーズのみを続けて視聴しても、作中の時間が飛んでいて、知らない設定やキャラクターが追加されたり、逆にキャラクターが退場していたりします。
基本的には作品単体で観ても大丈夫なような作りにはなっているようですが、知らない話をされると、正直すごーく気になってしまいますよね。
私はかなり気になてしまうタイプなので、もうどうしようもなく気になって気になって…視聴が続けられなくなることもあります。
人によってはこれがマイナス要素になってマーベル映画(MCU)を観るハードルになっているかもしれません(私がそうでした)。
でも逆に言えば、MCUはたくさん見れば見るほど、各作品が楽しめるとも言えますよね!
MCUの作品フェーズ
MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)は数作品ごとに「フェーズ」と呼ばれる区切りで分けられています。
〇フェーズ1
・アイアンマン(2008年)
・インクレディブル・ハルク(2008年)
・アイアンマン2(2010年)
・マイティ・ソー(2011年)
・キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー(2011年)
・アベンジャーズ(2012年)
〇フェーズ2
・アイアンマン3(2013年)
・マイティ・ソー/ダーク・ワールド(2014年)
・キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー(2014年)
・ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー(2014年)
・アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン(2015年)
・アントマン(2015年)
〇フェーズ3
・シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ(2016年)
・ドクター・ストレンジ(2016年)
・ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス(2017年)
・マイティ・ソー バトルロワイヤル(2017年)
・スパイダーマン:ホームカミング(2017年)
・ブラックパンサー(2018年)
・アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー(2018年)
・アントマン&ワスプ(2018年)
・キャプテン・マーベル(2019年)
・アベンジャーズ/エンドゲーム(2019年)
・スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム(2019年)
〇フェーズ4
・ワンダヴィジョン(2021年)
・ファルコン&ウィンター・ソルジャー(2021年)
・ロキ(2021年)※ドラマシリーズ
・ブラックウィドウ(2021年)
・シャン・チー/テン・リングスの伝説(2021年)
・エターナルズ(2021年)
・ホークアイ(2021年)
・スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(2022年)
・ムーンナイト(2022年)
・ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス(2022年)
・ミズ・マーベル(2022年)
・ソー:ラブ&サンダー(2022年)
・シー・ハルク:ザ・アトーニー(2022年)
・ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー(2022年)
・ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:ホリデー・スペシャル
〇フェーズ5
・アントマン&ワスプ:クアントマニア(2023年)
・ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME3(2023年)
・シークレット・インベージョン(2023年)
・ロキシーズン2(2023年)
・マーベルズ(2023年)
・デッドプール&ウルヴァリン(2024年予定)
・ユア・フレンドリー・ネイバーフッド・スパイダーマン(2024年予定)
2024年現在、MCUは5フェーズまであるようです。フェーズ5は現在進行形で、今後もキャプテン・アメリカやアベンジャーズの新作などが公開予定となっているらしいです。…正直想像以上に多くてビビってます。
各作品の感想
今回は、フェーズ1の作品、
・アイアンマン(2008年)
・インクレディブル・ハルク(2008年)
・アイアンマン2(2010年)
・マイティ・ソー(2011年)
・キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー(2011年)
・アベンジャーズ(2012年)
の6作品を視聴しました。
アイアンマン
アイアンマンを視聴 | Disney+(ディズニープラス)アイアンマンは、他の誰とも違うように生まれついたのではなく、作られたヒーローである。
作品概要
アイアンマンは2008年に公開のマーベルコミックを原作とし、MCUフェーズ1最初の作品として制作され日本でも大ヒットしました。
本作には主役のトニー・スタークを演じるロバート・ダウニー・ジュニアをはじめ、トニーの秘書であるペッパー役にグウィネス・パルトロー、トニーがCEOを務めるスターク・インダストリーズ社の№2であるオビー役のジェフ・ブリッジスなど有名な俳優が出演しています。
物語は、兵器の開発と製造販売を中心とする企業スタークインダストリーズ社のCEOを務めるトニー・スタークがテロに巻き込まれ、自社の製品が多くの人命を奪っているのを目にし、軍需産業からの撤退を決意、アイアンマンとなるストーリーです。
なお上映時間は2時間8分です。
感想
良かったところ
主人公のトニー・スタークがセクシーでとてもかっこよく描かれていました。
大企業のCEOであり、社会的な成功者として、そして天才的なエンジニア、しかも美人の助手含め大勢の美女にモテまくり、そのうえアイアンマンとして正義のために戦う。
完璧すぎる設定です。
作中のトニーと自分の年齢が近づいてきたせいか、公開当時よりも今のほうが、より一層かっこよく見えました。
完璧すぎる設定と書きましたが、トニーの性格はちょっと抜けているというか、かわいい感じにしてあって、それがまたトニーの魅力を引き立てていると感じました。
また、ストーリーもスーツの開発や戦闘シーンなど、熱くなる場面が多くとてもよかったです。
全世界の男子が絶対に好きであろう設定やかっこいい演出でした。
そのうえでテンポがよく飽きないようなシナリオ、トニーの心境変化もわかりやすく説得力があったところもとても好印象でした。
イマイチだったところ
最後の最後で次回作に続く演出を行ったところは個人的にはマイナス評価です。
もちろん作品として未解決な部分があったわけでもなく、不完全燃焼というわけではないですが、映画は決まった尺のなかでどうきれいに終わらせるかも重要な要素として捉えている(私の個人的意見です)ので、次回作へ続く演出は商業的な部分が透けて見えてしまってあまり好きではありません。
しかし、アイアンマンの続編はすでに公開されているので、今現在の状況だけみれば次作への期待と視聴への意欲が高まるプラスのポイントでもありますよね。
総評
シナリオ、映像ともにとても高レベルで改めて大ヒットに納得しました。
また、映像やCGも2008年の映画とは思えないほど完成度が高く、古臭さを全く感じませんでした。
公開当時大ヒットしたこともあり、みなさん1度は観たことがあるかもしれませんが、大人になった今、再度見返してみれば、またあらためて、アイアンマンという作品の面白さを感じてもらえると思います。
ヒーローものでアクションもかっこいいので子供も楽しめるし、大人も子供とはまた別の視点でトニーのかっこよさを感じることができると思います。
成功者としてのトニーの設定やメカ、そしてヒーローとしての正義の心、男子が憧れかっこいいと感じるすべてがアイアンマンにはありました!
アイアンマンはファンが多いことにも納得!
オススメ度
本作のオススメ度は文句なしの★5.0です!(満点が★5です)
アイアンマンを公開当時に観たことがない人にも、観たことがある人にもオススメできる素晴らしい映画でした。幅広い年齢層に刺さる映画だと思いますので、家族で観る映画としてもオススメです。
MCUはシリーズものみたいなものですから、ちょっとハードルが高いというか、視聴をためらわれる方も多いと思いますが、本作が第1作のため、それも気にせず視聴できるのも良い点ですね!
こんな人にオススメ
・王道のヒーロー映画が観たい
・家族で見る映画を探している
・キャラクターに魅力がある作品が観たい
インクレディブル・ハルク
Watch The Incredible Hulk | Disney+Bruce Banner faces a nightmarish enemy after he is forced out of hiding.
作品概要
インクレディブル・ハルクは2008年の公開のマーベルコミックを原作とした映画です。
主役のブルース・バナー(ハルク)をエドワード・ノートンが演じています。エドワード・ノートンといえば、ブラッド・ピットと共演した「ファイト・クラブ」の演技が個人的に一番印象に残っています。
ほかにもバナーの恋人ベディをリヴ・タイラーが演じ、そしてチョイ役で柔術家のヒクソン・グレイシーなどが出演しています。
物語は生物学者のブルース・バナーが自らの体を使い科学実験を行った結果、緑色の巨人ハルクに変貌したところから始まり、元の体に戻りたいバナーと、彼とその実験結果を利用すべく彼を捕まえようとする軍との争いを描いています。
なお上映時間は1時間53分です。
感想
良かったところ
普段は温厚で知的な人間が、まったく真逆の姿と性格になる設定は面白いと思いました。また見た目に反して意外とモノを使って戦うアクションも、予想外で面白かったですね。
イマイチだったところ
登場人物の心情や行動理由がよくわからない場面がありました。例えばとにかく危険を冒してでも元の体に戻ろうとするバナーについてです。設定ではバナーは優秀な研究者であるため、研究やハルクに変貌した彼自身のことは彼自身が一番わかっていると思うのです。しかし彼の考えや行動はそのようには見えませんでした。そのあたりの説明が作中でされていればもっとよかったのにと思い、ちょっと残念でした。
総評
ハルクのアクション以外あまり印象に残らず、毒にも薬にもならないといった印象です。今作はハルク誕生のエピソードといった感じで、これからというところで終わってしまったので、次作に期待したいです。
本作はスーパーヒーロー映画ですが話が全体的に暗いことや、爽快感やかっこよさもあまりないので、子供にウケる作品ではない印象でした。
逆に言うとある程度、登場人物のキャラクターの心情が理解できるような年齢ならば、それなりには楽しまると思います。
ハルクの戦闘アクションは好みでした!
ハルクつえー
オススメ度
本作のオススメ度は★2.0です!(満点が★5です)
面白くなかったわけでも、楽しめなかったこともなかったのですが、ハルクのアクション以外印象に残らなかったので、厳しめの点数になりました。
暇だからなんとなく映画でも観るか、くらいの気楽さで観る程度なら…って感じです。
こんな人にオススメ
・マーベル作品に興味がある
・これからアベンジャーズを観る予定がある
・ギャップ萌えしたい
アイアンマン2
アイアンマン2を視聴 | Disney+(ディズニープラス)天才発明家トニー・スタークは新たな仲間の協力を得て、強敵に立ち向かう。
作品概要
アイアンマン2は2008年公開のマーベル映画です。
前作に引き続き、主役のトニー・スタークをロバート・ダウニー・ジュニア、トニーの秘書であるペッパー役をグウィネス・パルトローが演じています。
また本作から新たに、ホーム・アローン3やアイランドなどに出演しさまざまな賞を受賞しているスカーレット・ヨハンソン、ほかにもサム・ロックウェルやミッキー・ロークが出演するなど、前作よりもキャストが豪華になっています。
本作は前作アイアンマンのその後の話です。
大企業のCEOでアイアンマンであるトニー・スタークは自身を生かすための装置「アークリアクター」による作用で体を蝕まれています。
そのことにより、自分自身やトニーがCEOを務めるスターク・インダストリーズのことなど葛藤し、解決策を探っていくところから物語が始まります。
なお上映時間は2時間6分です。
感想
良かったところ
本作もトニーはかっこよく描かれています。
いろいろな問題に直面し悩み苦しんでいても、周りにはそのような部分は見せず、かっこよく振舞います。
このぐらいのほうが完璧すぎるよりも人間味があって愛着がもてると感じる人も多いと思います。
また、悪役のキャラクターが前作よりもいい感じだったのもよかったですね。
前作の悪役はトニーの引き立て役みたいな感じがかなりあったのですが、今作は前作に比べると小物感をあまり感じませんでした。
イマイチだったところ
良かったところにも書いたとおり、本作のトニーは人間味に溢れています。
ひとりの人間として、正義のヒーローアイアンマンとして、いろいろなことに悩み葛藤します。
この状況が結構長いのです。
序盤から中盤まではやることが全然うまくいかなくて空回りします。
前作を視聴済みでアイアンマンを好きで本作を視聴しているならば問題ないですが、前作を観ていない人からすると、テンポが悪く感じてちょっと退屈かもしれません。
しかしこの序盤のフラストレーションがあってこそ、後半からの展開やラストシーンが熱く感じられると思うので、難しいところですね。
総評
キャラクターの魅力は前作以上のものがあり、全体的に見ればよかったですね。
ただしあくまで前作から続けて視聴したうえでの感想なので、前作を観ていない人や視聴から期間が長い期間が開いた人にとってはもっと厳しい評価になると思います。
また、前作でローディを演じた俳優(テレンス・ハワードからドン・チードルに)が今作では変更になっているのも気になりました。
別に今作のローディが悪いとか、そういったことはありませんが、前作のテレンス・ハワード演じるローディがすごく良かったのと、連続して視聴したために違和感がすごくあったのでちょっと残念ポイントです。
総合的に見れは、映像の迫力は前作以上で、敵もキャラが立っていて全然悪くはないのですが、前作が良すぎてすごーく期待していたこともあって、その高すぎる期待値を超えられなかった感じで、評価が厳しくなってしまいます。
本作も悪くはないですが、前作が良すぎましたね…!
2作目はいろいろ難しいよね
オススメ度
本作のオススメ度は★3.0です!(満点が★5です)
本作でもトニーはかっこよく、戦闘シーンの迫力は前作以上でしたが、本作を楽しむには前作の視聴がほぼ必須なのでちょっと厳しめの点数になりました。
こんな人にオススメ
・アイアンマンをみたことがある
・アベンジャーズを視聴予定
・ロバート・ダウニー・ジュニアのファン
マイティ・ソー
マイティ・ソーを視聴 | Disney+(ディズニープラス)神の国アスガルドで無敵の強さを誇る戦士ソー。古代の戦争を再燃させた彼は、追放された地球で戦いに身を投じていく。
作品概要
マイティ・ソーは同名マーベルコミックを原作とした2011年公開のヒーロー映画です。
主役のソーはオーストラリア人俳優のクリム・ヘムズワースが演じています。
ほかにも有名演技派俳優のナタリー・ポートマンや日本人俳優の浅野忠信が出演しています。
本作は北欧神話をベースにしていて、主人公のソーは雷の神トールがモデルとなっています。
このソーの生い立ちから、ソーがその力の源である鉄槌(ハンマー)の真の持ち主になるまでの成長を描いています。
なお上映時間は1時間58分です。
感想
良かったところ
ソーのかっこよさが本作最大の魅力だと感じました。
ソーを演じたクリム・ヘムズワースは身長190センチでその鍛え上げられた肉体はセクシーでとてもかっこよかったですね。
無限の鉄槌ムジョルニア(ソーが持っているハンマーのこと)を持ったソーはものすごい強さで、敵を圧倒します。このハンマーを手に戦うソーのアクションもかっこよくて、とてもよかったです。
また、退屈しないシナリオも好みでした。テンポがよく飽きが来ない展開が続き、上映時間約2時間がとても短く感じました。
イマイチだったところ
北欧神話をもとにしたキャラクターたちの物語のわりに、スケールの小ささが気になりました(ネタバレになるので詳しくは書きません)。
あくまで本作はソーの成長物語なので、スケールを大きくしすぎると収拾がつかなくなるので、その辺は次回以降って感じなんでしょうか。
また、ソー以外のキャラクターに魅力があまり感じませんでした。
ほかのキャラクター良くないというよりもソー強すぎるせいで、ソー以外のキャラクターが彼の引き立て役みたいになっていました。
総評
本作はシナリオも映像も演出もすべてはソーをどうかっこよく表現するかに全振りした作品だと感じましたが、それだけでも十分楽しめました。
ただ残念だったのが、せっかくのかっこいい戦闘シーンが画面が暗くてよくわからない部分があったところです。
特に序盤のシーンが暗かったのでもったいなく感じました。
ですが結局ソーのかっこよさとテンポの良さで飽きずに最後まで楽しめました。
とにかくソーはカッコイイし、演出もキャラクターも捻りの少ないストレートな感じですので、小難しい映画をみる気分じゃないときや、子供と一緒に家族で観る映画としては最適だと思います。
ソーのかっこよさはとても感じました。
ソーカッコイイ!
オススメ度
本作のオススメ度は★4.0です!(満点が★5です)
本作はMCUフェーズ1の4作目ですが、他作品との繋がりをほとんど感じさせない作りなので、MCUの他作品を観たことがない人にも安心してオススメできます!
こんな人にオススメ
・カッコイイヒーロー映画がみたい
・王道展開が好き
・北欧神話に興味がある
キャプテンアメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー
キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャーを視聴 | Disney+(ディズニープラス)スティーブ・ロジャースは極秘実験でキャプテン・アメリカに生まれ変わる。
作品概要
キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャーは同名マーベルコミックを原作とした2011年公開のヒーロー映画です。
主役のキャプテン・アメリカことスティーブ・ロジャースはクリス・エヴァンスが演じています。
クリス・エヴァンスはアメリカの俳優で、MCU作品のほかにもファンタスティック・フォーなどに出演しています。
また、メン・イン・ブラックシリーズやジョージアのCMでおなじみのトミー・リー・ジョーンズや、マトリックスのエージェント・スミスやロードオブサリングのエルロンド役で有名なヒューゴ・ウィーヴィング、ターミナルやプラダを着た悪魔、マージンコールなど数多くの映画に出演しているスタンリー・トゥッチなど豪華な俳優陣が名を連ねています。
物語はキャプテン・アメリカが誕生する時代である第二次世界大戦中がメインで、キャプテン・アメリカの誕生と、その活躍が描かれています。
なお上映時間は2時間7分です。
感想
良かったところ
キャプテン・アメリカのヒーローとしての正義の心、ほかのMCU作品のヒーローと比べて無茶苦茶すぎないところや、メインの武器が盾というのが人々を守りたいと願うキャプテン・アメリカらしい設定で好印象でした。
イマイチだったところ
作品自体に深みを感じませんでした。
悪く言うとながーいプロローグをずっと見せられた感じです。
この作品だけを観た人は物足りなさを感じると思います。
ただし、私のようにMCUフェーズ1をとおしで観ている人には次作「アベンジャーズ」への期待が高まる内容だとも感じましたので、わざとそうしているのかもしれません。
私個人的には、良い映画はちゃんとその映画単体で面白いというのが重要なポイントでもあるので、ちょっと残念でした。
総評
キャプテン・アメリカの設定と、盾を使ったアクションがマッチしていてとても好印象でした。
シナリオや設定が特別斬新なというわけではありませんが、特に悪い部分もなく、ヒーロー映画としてはとても良くできていると思いました。
視聴前は他のマーベルヒーローに比べるとなんだか地味な印象があったキャプテン・アメリカですが、彼が持つ正義の心はとても輝いていて、とてもかっこよく映りました。
そのせいか、物語が進んでいくにつれ、どんどんかっこよく見えてきて不思議でしたね!
キャプテン・アメリカの最大の武器は正義の心だ!
もっと活躍するところが見たいね!
オススメ度
本作のオススメ度は★2.5です!(満点が★5です)
あくまでMCUフェーズ1の1作品として考えれば良い映画だと思いますが、本作単体ではちょっとオススメしづらいと思いました。
もちろんこれからアベンジャーズを見る予定がある人は必見です!
こんな人にオススメ
・カッコイイヒーロー映画がみたい
・アベンジャーズをこれから見る予定がある
・マーベル作品が好き
アベンジャーズ
アベンジャーズを視聴 | Disney+(ディズニープラス)ニック・フューリーは、迫りくる悪と戦うためにヒーローを集めチームを結成する。
作品概要
アベンジャーズは2012年公開の映画です。
MCUフェーズ1の第6作目でこれがMCUフェーズ1のラストで集大成となります。
MCUフェーズ1に登場したヒーロー「アイアンマン・ハルク・ソー・キャプテンアメリカ」が勢ぞろいしています。
俳優陣は基本的には続投ですが、ハルク(ブルース・バナー)役はエドワード・ノートンからマーク・ラファロに変更になっています。
本作は興行収入は全世界で15億2000万ドルに達し、商業的にも成功した作品のようです。日本でも世界でもヒットした有名作品ですが、私は今回が初視聴です!
物語は、映画マイティ・ソーの登場人物で、ソーの弟であるロキが、外宇宙人型種族のチタウリと手を組み、地球(ニューヨーク)に攻め込む企みをくわだてて、四次元キューブを奪いにくるところから始まります。
四次元キューブとは映画マイティ・ソーやキャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャーに登場した高エネルギーを秘めた謎の物体です。
大した説明もなく唐突に物語が始まりますので、MCUフェーズ1を全て観た人以外は正直よくわからないと思います。
ちなみに、ロキが外宇宙人型種族のチタウリと協力うんぬんはMCUフェーズ1を全部観ていてもよくわからないと思います(私はわかりませんでした)。
なお上映時間は2時間27分です。
感想
良かったところ
ヒーローが集合し、各ヒーローに見せ場があったのは当たり前ですが、思った以上にヒーローそれぞれの強みが活かされていたのは素晴らしいと思いました。
むしろ各シリーズで主役をしているとき以上にかっこく見えたほどです!
ハルクやソー、アイアンマンなどの人間離れした圧倒的な強さを持つヒーローも頼りがいがあってかっこいいのですが、超人的な身体能力は持っているが他のヒーローほどではないキャプテン・アメリカや、強いけど人間離れしているレベルじゃないホークアイやブラック・ウィドウもとてもかっこよく描かれていました。
また前述したハルク(ブルース・バナー)を演じる役者がマーク・ラファロ変わっていた点についてですが…
めちゃくちゃよかったです。
最初は前のイメージが残っていたので違和感がありましたが、マーク・ラファロの演技や、ハルクに変身した姿を見るとむしろ合っていてわりとすぐに受け入れられましたし、むしろマーク・ラファエロのほうがいいなと思いましたね!
イマイチだったところ
本作を楽しむためにはMCUフェーズ1の5作の視聴がほぼ必須という点がイマイチポイントですね。
各作品のヒーローが集結し力を合わせて強大な敵と戦うストーリーはめちゃくちゃ熱い展開ですが、この熱さはシリーズの積み重ねによる効果が大きいので、アベンジャーズだけで評価すると…って感じですね。
※MCUフェーズ1の5作とは
・アイアンマン(2008年)
・インクレディブル・ハルク(2008年)
・アイアンマン2(2010年)
・マイティ・ソー(2011年)
・キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー(2011年)
のことです。
総評
シナリオはMCUシリーズの積み重ねによる影響が大きいので、シリーズ視聴済みの人と未視聴の人によって評価が大きく分かれる作品だと思います。
MCUフェーズ1をとおしで観た私としては、感無量でなんだか達成感もありました。
音や映像は迫力があって展開も飽きが来ない王道のヒーローもので好みというのもあって2時間27分という時間が短く感じ、大満足でした。
視聴前は、MCUフェーズ1の5作を視聴済みの人に向けたお祭り感満載の映画だと思っていましたが、むしろアベンジャーズのプロローグ(序章)としてMCUフェーズ1の5作があるぐらいの感じだったのでびっくりしましたね。
また、ヒーローの戦闘力に格差があってそれがどうなるか、ちょっと心配な部分がありましたが、戦闘力が低いヒーローが、戦闘力の高いヒーローの引き立て役になることもなく、本当にうまいな!と感心しました(謎の上から目線コメント)。
キャプテン・アメリカかっこよかったね!
キャプテン・アメリカは完全に私の推しヒーローになりました!
まとめとオススメ度
本作のオススメ度は★3.5です!(満点が★5です)
やはりMCUフェーズ1の全作品を視聴したうえで観ないと100%楽しめないというところがあるので、あまりオススメ度を高くできません。
逆に言うとMCUフェーズ1の他5作品を視聴済みの人にはオススメ度★5です!
こんな人にオススメ
・カッコイイヒーロー映画がみたい
・マーベル作品が好き
・MCUフェーズ1作品を視聴済み
総まとめ
MCUフェーズ1の6作品をまとめた感想です。
MCUフェーズ1全体をとおして
MCUフェーズ1は6作品(総上映時間:12時間39分)
感想
すべて見終えた後は達成感がありました。
テレビシリーズや複数ナンバリングがある作品を全部見終わった感覚に近いですね。
各作品のオススメ度をまとめると以下の通りです。
・アイアンマン★5.0
・インクレディブル・ハルク★2.0
・アイアンマン2★3.0
・マイティ・ソー★4.0
・キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー★2.5
・アベンジャーズ★3.5
以上です。
どの作品も面白くなかったわけではないですが、やはりMCUフェーズ1全作品の視聴が前提みたいなところがあるのでなかなか点数が伸びなかった感じです。
なので★の点数でもわかる通り、MCUフェーズ1の第1作であるアイアンマンはオススメしやすいと思いました。内容も断トツで面白かったですしね!
Disney+の紹介サイトによると、フェーズ2は新たなヒーローも参戦しさらにスケールアップするそうです。次のフェーズ2(全6作品)も視聴が楽しみです。
オススメ度
MCUフェーズ1のオススメ度は★4.0です!(満点が★5です)
わかりきったことですが、映画6本はちょっと長いです。でもテレビシリーズのワンクールって考えたらそうでもないと思いますし、全然アリな気がしますね!
それどころかテレビシリーズより満足度は全然高いと思いますよ!
こんな人にオススメ
・大作映画を観たい
・MCU作品を1本でも観たことがあって面白いと思った
・テレビシリーズなどの長編作品を見慣れている
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