・アイアンマン3
・マイティ・ソー/ダーク・ワールド
・キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー
・ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー
・アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン
・アントマン
☆面白い映画を探している人に向けた記事
前置き
MCU視聴のきっかけ
MCUフェーズ1に引き続き、フェーズ2を視聴しました。
MCUを一気に視聴するきっかけと、フェーズ1の感想も全開の記事に書いていますので、よかったらそっちも見てほしいです。
MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)とは
MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)とはマーベル・コミックを原作とした映画の作品のことです。
MCUは世界観を共有していて、キャラクターが作品の枠を超えて登場したり、ときには共通の敵を倒すために協力します。
そのため、同名作品シリーズ、例えばアイアンマン、アイアンマン2、アイアンマン3と続けて視聴しても、作中の時間が飛んでいて、知らない設定やキャラクターが追加されたり、逆にキャラクターが退場していたりします。
基本的には作品単体で観ても大丈夫なような作りにはなっていますが、知らない話をされると、正直すごーく気になってしまいますよね。
人によってはこれがマイナス要素になって作品を観るハードルになっているかもしれません。
でも逆に言うと、MCUは見れば見るほど、作品が楽しめる!とも言えますよね!
MCUのフェーズ
MCUは数作品ごとに「フェーズ」と呼ばれる区切りで分けられています。
〇フェーズ1
・アイアンマン(2008年)
・インクレディブル・ハルク(2008年)
・アイアンマン2(2010年)
・マイティ・ソー(2011年)
・キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー(2011年)
・アベンジャーズ(2012年)
〇フェーズ2
・アイアンマン3(2013年)
・マイティ・ソー/ダーク・ワールド(2014年)
・キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー(2014年)
・ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー(2014年)
・アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン(2015年)
・アントマン(2015年)
〇フェーズ3
・シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ(2016年)
・ドクター・ストレンジ(2016年)
・ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス(2017年)
・マイティ・ソー バトルロワイヤル(2017年)
・スパイダーマン:ホームカミング(2017年)
・ブラックパンサー(2018年)
・アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー(2018年)
・アントマン&ワスプ(2018年)
・キャプテン・マーベル(2019年)
・アベンジャーズ/エンドゲーム(2019年)
・スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム(2019年)
〇フェーズ4
・ワンダヴィジョン(2021年)
・ファルコン&ウィンター・ソルジャー(2021年)
・ロキ(2021年)
・ブラックウィドウ(2021年)
・シャン・チー/テン・リングスの伝説(2021年)
・エターナルズ(2021年)
・ホークアイ(2021年)
・スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(2022年)
・ムーンナイト(2022年)
・ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス(2022年)
・ミズ・マーベル(2022年)
・ソー:ラブ&サンダー(2022年)
・シー・ハルク:ザ・アトーニー(2022年)
・ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー(2022年)
・ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:ホリデー・スペシャル
〇フェーズ5
・アントマン&ワスプ:クアントマニア(2023年)
・ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME3(2023年)
・シークレット・インベージョン(2023年)
・ロキシーズン2(2023年)
・マーベルズ(2023年)
・デッドプール&ウルヴァリン(2024年予定)
・ユア・フレンドリー・ネイバーフッド・スパイダーマン(2024年予定)
現在は5フェーズまであるようです。フェーズ5は現在進行中で、ほかにもキャプテン・アメリカやアベンジャーズの新作などが公開予定となっています。すごい作品数ですよね…。
各作品の感想
今回は、フェーズ2の作品、
・アイアンマン3(2013年)
・マイティ・ソー/ダーク・ワールド(2014年)
・キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー(2014年)
・ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー(2014年)
・アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン(2015年)
・アントマン(2015年)
の6作品を視聴しました。
アイアンマン3
『アイアンマン3』を視聴 | Disney+(ディズニープラス)大事なスーツを破壊されてしまったトニー・スタークが、黒幕を追い求め危険な謎に迫っていく。
作品概要
アイアンマン3は2013年公開のマーベルコミックを原作としたヒーロー映画です。
シリーズとしては3作目にあたりますが、時系列的にはアベンジャーズからそのまま繋がっていて、アベンジャーズを観ていることをある程度前提に制作されています。
主役のトニー・スターク(アイアンマン)役のロバート・ダウニー・ジュニア、トニーの恋人でスターク・インダストリーズのCEOを務めるペッパー役のグウィネス・パルトローなど、基本的に前作と同じ俳優が続投しています。
ストーリーはアベンジャーズとして戦った後遺症に悩むトニーの葛藤と復活を描いています。
日本でのキャッチコピーが「さらば、アイアンマン」となっていて、アイアンマンシリーズとしては”一応”完結となります。
上映時間は2時間13分です。
感想
良かったところ
アイアンマンのアクションが洗練されていてとても良かったです。
シリーズ3作目ですが、マンネリが生じることもなく見ていて全然飽きませんでした。
スーツの脱着や部分的な装着、スーツが遠隔操作可能になるなど新要素も満載でとても楽しめました。
シリーズ第一作である「アイアンマン」のときも思いましたが、こういったワクワクするような設定とその見せ方がとてもうまいですよね!
イマイチだったところ
トニーのカッコイイ姿やアイアンマンとしての活躍が後半になるまでなかなか見れなかったところはちょっとイマイチでした。
このあたりは前作アイアンマン2も同じでしたが本作のほうがよりそういった印象を強く感じました。
ただその分後半は、前半で貯めたをフラストレーションを全て解き放つような、熱い展開が待っています。
前半部分での”貯め”があってこその後半の盛り上がり、というところもあるので、やっぱりバランスは難しいと思います。
総評
アイアンマンシリーズの魅力のひとつである、アイアンマンの設定とアクションが進化していて、とてもよかったです。
前半部分はちょっと盛り上がりに欠ける感じでしたが、全体を通してみれば、そのあたりも必要な複線的な要素で、それによって後半の展開が際立っていたと思います。
シリーズ3作目ですが、前作から引き続きの要素はあるものの、作中での説明も十分で、本作だけ観てもちゃんと理解できるようにしてあったのは高評価ですね。
前述のとおり、本作は、アイマンマンシリーズとしては一応の完結編という位置付けの作品です。
ラストを観たときは、え?なんか終わったんだけど?という感じでした。
これからアイアンマンがアベンジャーズにどう関わっていくのか、期待したいです。
進化したアイアンマンのアクションは必見です!
やっぱトニーかっけー
オススメ度
本作のオススメ度は★4.0です!(満点が★5です)
続編映画なので視聴のハードルは高いと思いますが、王道のヒーロー映画として完成度は高い映画だと思います!
こんな人にオススメ
・王道のヒーロー映画が観たい
・迫力のあるアクション映画が観たい
・アイアンマン1・2を観たことがある
マイティソー/ダーク・ワールド
『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』を視聴 | Disney+(ディズニープラス)ソーはとても危険な冒険に出ることに。
作品概要
マイティ・ソー/ダーク・ワールドは同名マーベルコミックを原作とした2013年公開のヒーロー映画です。
主役のソーはオーストラリア人俳優のクリム・ヘムズワースが演じています。
ほかにも数々の賞を受賞している有名俳優のナタリー・ポートマンや、本シリーズ人気キャラクターロキの演技で高い評価を受け、注目されているトム・ヒドルストンなどが引き続き出演しています。
本作はMCUの他作品でも登場する、高エネルギーを秘めた謎の物体の一つであるエーテルをめぐる物語です。
主人公であるソーはもちろん、ソーの弟であるロキ、ソーの恋人である天文学者のジェーンが物語の中心人物で、3人とその仲間たちが宇宙崩壊の危機に立ち向かいます。
主人公のソーは北欧神話の雷神トール、弟のロキはいたずらの神ロキをモデルしていて、ほかにも北欧神話に登場する神々をモデルにしたキャラクターがたくさん登場します。
ソーシリーズとしては2作目ですが、物語の繋がりとしてはアベンジャーズの続きです。
マイティ・ソー→アベンジャーズ→マイティ・ソー/ダーク・ワールド(本作)という流れです。
なお上映時間は1時間56分です。
感想
良かったところ
前作(マイティ・ソー)に比べ、大幅にスケールアップした点は良かったです。
地球以外の世界(全宇宙)の危機に立ち向かうストーリーは神々をモデルにした登場人物たちの物語に相応しく感じました。
イマイチだったところ
前作もそうでしたが、戦闘シーンで画面が暗くてよくわからないことがあってもったいないと感じました。
演出のためにわざとそうしているのでしょうが、せっかくのカッコイイアクションがよくわからない感じになっていたのは残念ポイントです。
また、ソー以外のキャラクターの魅力を引き出せていないように思えました。
ソーの仲間の戦士たちは相変わらず影が薄くあまり活躍していませんでしたし、敵のボスであるダークエルフのマキレスも、ソーと直接対峙する場面も少なく、特に魅力を感じませんでした。
しかしその中でも門番のヘイダルムやソーの弟であるロキは、個性を発揮し、見せ場もありました。
特にロキは、彼の持つ能力を駆使した戦闘、モデルが”悪戯の神”とあるように、一癖も二癖もあるそのキャラクターはとても面白かったですね。
登場人物たちもそうですが、視聴者である私もまんまと彼に騙され、翻弄されました。
総評
登場人物のキャラクター、スケールアップしたストーリー、キャラクターを活かしたアクションは前作よりも、かなり良くなっていました。
特にロキのキャラクター性は、兄(ソー)とはまったく違っていて、それが逆にとてもよかったですね。
物語に深みが出てきて少しずつ面白くなってきているように思えました!
ロキ良かったよね!
オススメ度
本作のオススメ度は★3.0です!(満点が★5です)
作中のストーリー説明が足りないと感じる部分があって、前作マイティ・ソーとアベンジャーズの視聴がほぼ必須のため、評価が厳しくなってしまいました。
しかしソーとロキの戦闘アクションは独特のものがあり面白かったので、本作を観て面白いと感じたら、前作やアベンジャーズを観る、というのもオススメです!
こんな人にオススメ
・マーベル作品に興味がある
・キャラクターが面白い作品が観たい
・前作マイティ・ソー、アベンジャーズを観たことがある
キャプテン・アメリカ/ウィンターソルジャー
『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』を視聴 | Disney+(ディズニープラス)キャプテン・アメリカとブラック・ウィドウが協力してウィンター・ソルジャーと戦う。
作品概要
キャプテン・アメリカ/ウィンターソルジャーは2014年公開のヒーロー映画です。
マーベルコミック「キャプテン・アメリカ」の実写映画で、前作「キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー」の続編となります。本作「キャプテン・アメリカ/ウィンターソルジャー」はアベンジャーズのその後のお話です。
繋がりとしては、キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー→アベンジャーズ→キャプテン・アメリカ/ウィンターソルジャー(本作)となっています。
前作「キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー」に引き続き、主役のキャプテン・アメリカことスティーブ・ロジャースはクリス・エヴァンスが演じています。
ほかにもアベンジャーズにも登場したナターシャ(ブラック・ウィドウ)役をスカーレット・ヨハンソン、平和維持組織S.H.I.E.L.D長官(アイパッチのおじさん)のニック・フューリー役をサミュエル・L・ジャクソンが演じています。
キャプテン・アメリカことスティーブ・ロジャースがとある陰謀に巻き込まれてしまい所属機関であるS.H.I.E.L.D.に追われてしまう。
アベンジャーズとして共に戦ったブラックウィドウや、新たな仲間であるファルコンとともに敵の陰謀を阻止するために、キャプテン・アメリカはどのような決断と行動をするのか…といったストーリーです。
なお上映時間は2時間19分です。
感想
良かったところ
キャプテン・アメリカのアクションがとてもかっこよくて良かったですね。
キャプテン・アメリカは常人離れした身体能力はありますが、ほかのMCU作品のヒーローに比べるとあくまで人間の範囲内といった感じです。
彼の身体能力と訓練された戦闘術が合わさった戦闘アクションは現実離れしすぎず、アベンジャーズのとんでも能力者たちを観続けていたので、逆に新鮮に映りました。
また前述のとおり、本作はキャプテン・アメリカとしては2作目で、時系列的にはアベンジャーズの後の物語となっています。
しかし、本作は前作「キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー」も「アベンジャーズ」も観ていなくても大丈夫なように作られています。
しかも作中での説明的な要素も、演出がとてもうまくて、前作未視聴の人にはうまく説明できていると思いましたし、私のように前作視聴済みの人にはちょっと感動する感じになっていてとてもよかったです。
イマイチだったところ
MCU全般に言えることですが、アベンジャーズに続くかたちのラストにしているところはちょっとマイナスポイントです。1本の映画できれいに終わっていたほうが私としては好みなので個人的にはちょっと残念でした。
しかし、とは言いつつも見終わったあとは、次作「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」がめちゃくちゃ楽しみになっているので、なんかとても悔しいです!
総評
前作「キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー」はキャプテン・アメリカのキャラクターはとても良かったのですが、ストーリー的にはそこまでハマらなかったので正直本作をあまり期待していませんでしたが、期待をいい方向に裏切られました。
前作やMCU自体を観たことがない人には分かりやすく、自然に違和感がないようにしてあり、観たことがある人にも退屈しないような演出で描かれていてとてもよかったです。
本作「キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー」は理想的な続編映画だと思いますね!
キャプテン・アメリカはアクションも精神もかっこよくて最高でした!
キャプテンはやっぱ最高や…
オススメ度
本作のオススメ度は★4.5です!(満点が★5です)
本作が初めてのMCUとしても全然大丈夫です。
派手すぎないヒーロー映画として少し大人向けといった印象ですが、キャプテン・アメリカのかっこよさは大人から子供まで、多くの人に伝わるはずです!
こんな人にオススメ
・キャプテンアメリカ知っている
・アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロンを視聴予定
・カッコいいアクション映画が観たい
ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』を視聴 | Disney+(ディズニープラス)懸賞金がかけられているはみ出し者のヒーローたちのアクション冒険物語。
作品概要
ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーは同名マーベルコミックを原作としたヒーロー映画です。日本では2014年に公開されました。
タイトルの「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」は、本作の宿敵ロナンと戦うために結成されたチームの名前です。
メンバーは主人公でトレジャーハンターのクイル、アライグマのロケットと木のヒューマノイドのグルードのコンビ、ロナンに恨みがある緑色の肌を持つガモーラ、筋骨隆々でスキンヘッドのドラックス、この5名で構成されていて、それぞれが見た目の中身もとても個性的です。
主人公クイルをクリス・プラット、ガモーラをゾーイ・サルダナ、ドラッグスをデイヴ・バウティスタ、グルードをヴィン・ディーゼルが演じています。グルードはフルCGで見た目にヴィン・ディーゼル要素は皆無です。
物語は、凄まじい力を秘めたパワーストーンのオーブとをめぐり、その力を手に入れて惑星を滅ぼそうとしているロナンとガーディアンズの戦いを描いています。
上映時間は2時間3分となっています。
感想
良かったところ
本作の魅力は登場人物のキャラクターです。
敵味方含めほとんどが分かりやすい王道のキャラクターといった感じですが、作品内では似たようなキャラクターは全然登場しなかったように思えました。
中でもアライグマの見た目をしたロケットは、その見た目に反し、頭脳派でメカに強いキャラクターで、性格も面白くてとてもよかったです。
イマイチだったところ
全体的に説明不足を感じました。
個人的にはもっとキャラクターや世界の設定など、いわゆる世界観をもっと知りたかったですね。
せっかく面白そうなキャラクターと設定があるので、詳しく理解することで一層作品の世界にのめり込み、楽しむことができたような気がします。
ただし、まったく説明がないわけではありませんし、それを代償に終始テンポがよく、飽きがこない映像が続きます。
なので小難しいことが嫌いな人や子供にはウケがよいのでは、と感じ、逆にこれはこれでありなんだろうな、とも思いました。
続編「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス」では、キャラクターや設定の深掘りがもっとあったら最高ですね。
総評
私(こうよう)的には、ちょっと物足りなく感じる部分が多くありましたが、全体的な印象としては、ファミリー向けの良い映画だと感じました。
イマイチポイントとしてあげた説明不足という点も、最低限はちゃんとされていているので、人によってはこのテンポの良さは好印象に感じる場合もあると思います。
良いところ悪いところがありますが、家族で視聴するにはちょうどいい映画だと思いました!
ずっとにぎやかで派手な映像が続いて楽しい!
オススメ度
本作のオススメ度は★3.0です!(満点が★5です)
日ごろからたくさんの映画を観ているような人にはちょっと物足りないかもしれませんが、家族で観る映画としてはオススメできます。
気楽に見れるので、長距離移動や退屈しのぎで観る映画にも適していると思います。
こんな人にオススメ
・王道展開のヒーロー映画が観たい
・家族で見る映画を探している
・派手な映画が好き
アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン
『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』を視聴 | Disney+(ディズニープラス)トニー・スタークが開発した人工知能が、突如暴走し人類を抹消しようとする…。
作品概要
アベンジャーズ・エイジ・オブ・ウルトロンは2015年公開のヒーロー映画です。
本作はMCUフェーズ2の集大成的作品です。前作「アベンジャーズ」に登場したヒーローが再度集い、協力して世界の危機に立ち向かいます。
なおフェーズ2で新たに「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」が公開されましたが、ガーディアンズのメンバーは登場しません。
なお上映時間は2時間25分となっています。
感想
良かったところ
各キャラクターの個性が爆発していました。
個性的過ぎてかみ合わずに衝突したり、悪い方向に向かったりもします。しかし個性がいい方向に向いて、それらがかみ合って団結し強大な敵に立ち向かうストーリー展開はとても熱く、興奮しました!
良くも悪くもみんなまったくブレてない感じで、それでもちゃんと違和感なく物語が構成されていてすごいと思いました。
イマイチだったところ
本作は細かい説明がほとんどなく、MCUフェーズ1とフェーズ2の作品を観ていることを前提に作られています。
MCUフェーズ1・2を視聴済みの人にとっては、退屈するシーンが少なく、ずっと面白く飽きがこない展開が続くということなのですが、未視聴の人はちょっと置いてけぼりになるとも思いました。
そもそも、アベンジャーズという作品シリーズ自体が、そういう立ち位置なんでしょうが、それによって視聴のハードルがかなり上がっているようにも思えます。
総評
終始絶望的な状況が続くシナリオですが、あまりハラハラドキドキはしません。
今まで幾度となく絶望的な状況を打開してきたヒーローたちを信じ切ってしまっているからです。
もちろん、どういう方法で解決する(敵を倒す)のかは気になるし、もしかすると誰かが犠牲になってしまうかも…
といった不安もありますので、退屈というわけではありませんが。
相変わらずヒーローたちはかっこいいし、各キャラクターの個性を生かした戦闘アクションやストーリー展開も、ヒーロー集結のお祭り作品といった感じてとても良かったです。
前作アベンジャーズ以上にお祭り映画感がありました!
お祭り感があるのはMCUのいいところだね!
オススメ度
本作のオススメ度は★3.0です!(満点が★5です)
とても面白い作品だと思いますが、前述のとおり本作を最大限楽しむには、MCUフェーズ1・2の作品を視聴が必須のため厳しめの評価です。
しかし必ずしも視聴していないとつまらない、とったことはないとおもいますので、本作を視聴し興味がでたら他の作品も見てみる、そういうパターンも全然ありだと思います。
こんな人にオススメ
・カッコイイヒーロー映画がみたい
・特にシナリオは気にしない
・マーベル作品が好き
アントマン
『アントマン』を視聴 | Disney+(ディズニープラス)スコット・ラングとハンク・ピム博士は世界を救うため“盗み”を計画する。
作品概要
アントマンは2015年公開のマーベルコミックを原作としたヒーロー映画です。
主役のアントマンことスコット・ラングを演じるのはアメリカ人俳優のポール・ラッドです。
数多くの映画やテレビドラマに出演しており、コメディ作品への出演が多い俳優です。
他にもマイケル・ダグラスやデヴィット・ダスマルチャンなどの有名な俳優が出演しています。
ある事件により服役し、職も家族も失った男スコット・ラングがとあるきっかけでアントマンになり、世界を守るために戦うことになるストーリーです。
時系列的にはアベンジャーズ・エイジ・オブ・ウルトロンのその後の話ですが、直接的に関係するエピソードはありません。
なお上映時間は2時間です。
感想
良かったところ
小さくなる能力や蟻と協力した戦闘は独特な感じで面白かったですね。
蟻の種類に応じてそれぞれに活躍の場を作っていたのも良かったです。
イマイチだったところ
設定に矛盾というか、違和感を感じる場面がありました。
私が理解できていないだけかもしれませんが、もう少し説明や説得力のある描写が欲しかったですね。
また、アントマンになりたてという設定もあり、まだまだ能力を使いこなせていない印象で、ちょっともやっとする場面がありました。
アントマンは設定的にはもっと強いと思いますし、もっともっと活躍できるはずだと思うので今後に期待したいですね!
総評
父親という娘を守るヒーローは、アントマンの能力を使いこなせていなくても、かっこよく映りました。
私(こうよう)的には、”虫を使役するキャラクターは大体強キャラ”と相場が決まっているので、アントマンはまだまだ伸びしろしかない印象です!
アントマンがアベンジャーズに入ったらどうなるのか…期待大です!
ちゃんとアベンジャーズと馴染めるかな?
まとめとオススメ度
本作のオススメ度は★2.5です!(満点が★5です)
アクションもシナリオも悪くないのですが、もう一つ何か秀でた魅力が欲しかったです。
子供を愛し守るカッコイイ父親を描いた映画でもあるので、家族で観るのもオススメです。
こんな人にオススメ
・家族で観る映画を探している
・マーベル作品が好き
・虫が好き
総まとめ
MCUフェーズ2の6作品をまとめた感想です。
MCUフェーズ2全体をとおして
MCUフェーズ2は6作品(総上映時間:12時間56分)
感想
フェーズ1の視聴時に比べると、MCUへの理解度が上がり、MCUの楽しみ方がなんとなくわかってきたような気がします。
各作品のオススメ度をまとめると以下の通りです。
・アイアンマン3 ★4.0
・マイティソー/ダーク・ワールド ★3.0
・キャプテン・アメリカ/ウィンターソルジャー ★4.5
・ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー ★3.0
・アベンジャーズ・エイジ・オブ・ウルトロン ★3.0
・アントマン ★2.5
以上です。
続編映画は基本的にオススメしづらいと思っているのですが、その割にはどの続編映画もまあまあ高めのオススメ度になっていますね。
その中でもオススメ度★4.5のキャプテン・アメリカ/ウィンターソルジャーは続編でありながら、新規視聴者に優しくそれでいて前作視聴済みの人には感動できるような作りになっていて素晴らしいと感じました。
私(こうよう)的にはかなり面白くて、キャプテン・アメリカのファンになりました!
そして、フェーズ3までがMCUの大きな区切りになっているようなので、フェーズ3も続けて視聴予定です。
フェーズ3は全11作品です。
11作品!いきなりフェーズ2の倍近くまで増えましたね。
覚悟して臨みたいと思います!
オススメ度
MCUフェーズ2のオススメ度は★3.0です!(満点が★5です)
続編作品が増えているため、視聴のハードルは上がっています。
こうなると逆に興味がある作品だけをつまんで視聴するのも全然アリになると思います。
こんな人にオススメ
・マーベル作品が好き
・マーベル映画を1本でも観たことがあって面白いと思った
・テレビシリーズなどの長編作品を見慣れている
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