★電子書籍リーダ選びに悩んでいる人へ
2024年10月16日に新しいKindle電子書籍リーダが発売されましたね!
私(こうよう)は、2024年9月に初めての電子書籍リーダとしてKindle Paperwhite(11世代)を購入しました。
買ってからわずか1カ月ちょっと後に新しいモデルが発売するなんて…
Kindle Paperwhite(11世代)に大きな不満があるわけではありませんが、ちょっと悔しいですね。
もし今、11世代と12世代のどちらも変えるならば、どっちを買うんだろうなぁ…
ということで12世代の端末の11世代から進化したポイントの紹介、そして買い替えをするべきか検討したいと思います。
Kindle端末とは
スマホとなにがちがうの?
Kindle端末は、Amazonが提供する電子書籍リーダーで、本や雑誌、新聞などの電子書籍を読むために特化して設計されています。
電子書籍リーダとスマートフォン(およびタブレット端末)との大きな違いは画面の表示形式です。
スマートフォンやタブレット端末のバックライトを採用しているのに対し、電子書籍リーダはフロントライトを採用しています。
フロントライトは直接目に光が入らないので、長時間画面を見ていても目が疲れにくいと言われています。
読書専用端末であれば、メールやSNSなどの通知に読書の邪魔をされないといったメリットもあります。
ほかにも構造的にブルーライトを照射しづらく(機種によってゼロ)、直接目に光が入らないことから、その影響はかなり小さいとされていています。
またKindle端末は軽量で持ち運びがしやすく、たくさんの書籍を保存することができるため、外出先でも容易に読書を楽しむことができます。
防水仕様のモデルもありお風呂やプールサイドでも安心して読書が可能なことや、Kindleストアから書籍を購入しすれば、すぐに読書を始められるところも魅力となっています。
専用端末は1回の充電での稼働時間が長いという地味にうれしい特徴もあります。
今回発表された新モデル
何が新しく出たの?
2024年10月16日に発表されたモデルは以下のとおりです。
・Kindle
・Kindle Scribe
・Kindle Paperwhite
・Kindle Paperwhiteシグニチャーエディション
以上の4種類が新たなモデル(12世代)として発表されました!
今のところ新しいモデルは、広告なしモデルのみのラインナップのようですね。
各モデルの特徴と進化したところ
新しい4種類はそれぞれどう違うの?
Kindle
Kindleはシリーズの中で一番安価なモデルです。
価格は1万9980円となっています。
11世代が1万2980円だったので7000円の値上げです。
ディスプレイサイズは6インチで、容量は16GBです。
画面サイズは一番小さいですが、最も軽量でもあります。
コンパクトさを活かして外出先での読書に活用できそうですね。
また女性など手の小さい人からはこのサイズ感は好評なようです。
進化したところ
新カラー「マッチャ」が登場しました!
画像引用:Amazon.jp
ディスプレイはコントラスト比の改善をすることで、文字がくっきり鮮明になっているみたいです。
ディスプレイの明るさも最大25%アップしているので、屋外でも読書もより楽しめるようになっています。
またページめくり速度が11世代と比べ25%向上しているとのこと。
★主な進化:抹茶カラーの追加、文字がよりくっきり鮮明に、明るさとページめくり速度25%アップ
抹茶カワイイ~!
Kindle Scribe
Kindle Scribeはシリーズ最上位のモデルです。
価格は5万6980円~6万4980円となっています(価格は容量によって変わります)。
11世代が4万7980円~5万9980だったので5000円~9000円の値上げです。
ディスプレイサイズは10.2インチで、容量は16GB、32GB、64GBです。
Kindle Scribeの他のモデルとの違いは手書き機能です。
画面サイズも大きくて本の中に直接メモを書き込むことを前提にしているようですね。
Kindle Scribeを使えば勉強がより捗りそうです。
進化したところ
新カラー「メタリックジェード」が登場しました!
見た目の部分はほかにも前面のデザインが黒から白のベゼルになっています。
これはよりノートをイメージしたデザインだそうです。
画像引用:Amazon.jp
そして一番の進化はメモ機能です。
前のモデル付箋を貼る→メモを書くといった要領でしたが、このモデルからは直接メモを本文中に書き込めるようになっています。
メモの位置は対応するテキストに紐づけられるのでフォントサイズを変更してもページがずれたりしません。
ただし一部の対応した電子書籍でのみ可能な機能だそうです。
また縦書き非対応との記載もあるので、日本ではあまり活躍できない機能かもしれませんね。
★主な進化:メタリックジェードカラーの追加、手書きメモの機能の進化
デカい!高性能!でも高い!
Kindle Paperwhite
Kindle Paperwhiteは最もベーシックなモデルです。
価格は2万7980円となっています。
11世代の広告なしモデルが発売時(2022年10月)1万6980円だったので1万1000円の値上げです。
※私が購入した2024年9月は1万9980円だったので、同じ11世代でも2年で3000円値上がりしています。
ディスプレイサイズは7インチで、容量は16GBです。
Kindle Paperwhiteは防水機能があるのが特徴ですね。
これによりプールサイドやお風呂など、場所を問わず読書ができます。
家でも屋外でもどこでも気軽に読書がしたいという夢を叶えてくれる端末ですね!
進化したところ
本体サイズはそのままにディスプレイサイズが6.8インチから7インチになっています。
画面は大型化しましたが本体サイズは変わっていないのはうれしいポイントですね!
画像引用:Amazon.jp
ディスプレイはコントラスト比の改善をすることで、文字がくっきり鮮明になっているみたいです。
またページめくり速度が11世代と比べ25%向上しているとのこと。
端末のレスポンスも向上しており、ライブラリやストアの操作の快適性が良くなっているらしいです。
私のKindle端末に対する数少ない不満点がレスポンスの悪さなので、どの程度向上したのか気になりますね!
バッテリーも進化していて、フル充電しておけば、オフラインであれば1日30分使用した場合12週間利用できるそうです。
★主な進化:ディスプレイサイズの大型化(6.8インチから7インチへ)、端末レスポンス向上、バッテリーの持続時間アップ
レスポンス向上は気になるところです!
Kindle Paperwhiteシグニチャーエディション
Kindle Paperwhiteシグニチャーエディションは、Kindle Paperwhiteの上位グレードモデルです。
価格は3万2980円となっています。
11世代の発売時1万9980円だったので1万3000円の値上げです。
ディスプレイサイズは7インチで、容量は32GBです。
Paperwhiteとの性能の違いは「自動明るさ調整機能」と「32GB」の容量、「ワイヤレス充電対応」です。
(Paperwhiteの特装版といった感じですね。)
Paperwhiteとの価格差は5000円となっています。
進化したところ
Kindle Scribeにもラインナップされていた新カラー「メタリックジェード」が、シグニチャーエディションにもラインナップされています。
画像引用:Amazon.jp
ほかの進化したところはPaperwhiteと同じですね。
★主な進化:メタリックジェードカラーの追加、ディスプレイサイズの大型化(6.8インチから7インチへ)、端末レスポンス向上、バッテリーの持続時間アップ
見た目に高級感がありますね!
みんなの評判
みんなはどう言ってるのかな?
X(旧Twitter)
話題にはなっていますが、実際に購入した人はまだ少ないようですね。
5ちゃんねる
【E Ink】Amazon Kindle 端末 83【電子書籍リーダー】
https://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/ebooks/1727530618/ より
584 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2024/10/17(木) 16:43:28.41
手元に届いた
肝心のレスポンスはだいぶ良くなってると思う
スリープからの復帰も良さそう
これ以上のキビキビ具合を求めるのはe inkのリフレッシュレート依存の問題なんで仕方ないなくらいまで良くなってると思ったわ
ライブラリへのダウンロードも特に不満ない
この辺は第10世代からの移行なんで少し誇張されてるかもしれん
筐体は少し横幅広がってるので手の小さい人は評価が変わるポイントかも
充電速度も当時と比べたら早い気がするが、計測してないから錯覚かもしれない
ひとまずファーストインプレッションってことで
586 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2024/10/17(木) 17:00:58.30
文字の黒さとか画面の白さは良くなってますか?
ゴーストは減ってますか?
593 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2024/10/17(木) 18:36:38.15
>>586
参考になるかわからんがあげとく
左New, 右第10世代
両方とも明るさ14, 色の暖かさ0
ゴーストは減ってないと思うわ
Newの方がやや暖色な感じする
600 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2024/10/17(木) 19:57:10.08
>>593
大きさの比較が助かるわ
608 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2024/10/17(木) 20:35:23.86
>>593
ありがとー
暖色は苦手だけど黒色濃くていい感じだね
613 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2024/10/17(木) 21:14:30.73
>>593
明るさ0の時にどれぐらい明るくなってるかが気になるなあ
これが良くならないと結局明るさ上げてピカピカの眩しい画面で読むことになる
10世代・11世代と地味に改良してるから12世代も改良してたらいいなあ
649 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2024/10/18(金) 01:50:28.87
>>613
明るさ0にして撮り直したよ
780 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2024/10/19(土) 12:00:49.48
12世代シグニチャー届いた
oasis10世代と画面サイズ全く一緒やね
漫画とかだと横幅合わんからもう少し細長くしてほしかった
あとベゼルの角がRになってるのが紙っぽくなくて気に入らん
コントラスト高くなって若干見やすくなってるのとページ送りがサクサクすぎるのは良いけど暖色になってるのがなぁ
988 名無しさん@お腹いっぱい。 2024/10/25(金) 15:51:15.52
scribe届いた
めっちゃ早い
前使ってたのが第七世代だから差がすごいわ
これテキストの横に表示されるメモアイコン邪魔すぎんだけど消せないの?
【E Ink】Amazon Kindle 端末 84【電子書籍リーダー】
https://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/ebooks/1729834753/ より
25 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2024/10/26(土) 20:24:12.42
日光下
右 液晶タブレットに誇張がありそう スマホのように輝度を上げれば読めないわけはない
でもまぁ電子ペーパーが読みやすいのはたしかだよな
32 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2024/10/26(土) 21:43:29.27
>>25
ほぉ、ええやん
小説用にやっぱ小さいの欲しいわ
結局DMMも使うからKindleは買わないんだけども
103 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2024/10/28(月) 21:49:16.01
PW gen11から12に買い替えてみた。
値段を考えたらスルーかなとも思ったが、いろんなとこで完成度上がってる。
値段さえ気にしなければ十分「買い」だと思うね。(もし値段で躊躇するならやめとけ)
背面のゴムゴムした感じはほとんどなくなった。
カタログ表記が「メタリックブラック」となっているあたりからも想像つくだろう。
長く使ってみないとわからないけど加水分解しにくいやつだといいなあ。
111 名無しさん@お腹いっぱい。 2024/10/29(火) 06:27:30.79
新型の無印って12世代だと思ってたら引き続き11世代なのね
マイナーアップデートっちゅうことかいな
126 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2024/10/29(火) 21:54:53.95
>>111
あら、ほんとだね
.comの方でも
>Generation Kindle (11th Generation) – 2024 release.
ってなってるから日本語ページのミスってわけでもないようだ
334 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2024/11/06(水) 23:18:48.30
シグニチャー買ったけど持ちにくいから抹茶も欲しくなってきた
実際に買った人は満足しているようですね。
まとめと結論
いろいろ調べたうえでどうするのかというと…
各モデルの特徴と変更点まとめ
各モデルを比較するとこのようになります。
画像引用:Amazon.jp
Kindle
・シリーズで一番安価、価格は1万9980円(7000円値上げ)
・6インチディスプレイで容量は16GB、マッチャとブラックの2色
・文字がくっきり、明るさとページめくり速度が25%向上
Kindle Scribe
・シリーズ最上位モデル、価格は5万6980円~6万4980円(5000円~9000円値上げ)
・10.2インチディスプレイで容量は16GB/32GB/64GB、メタリックジェードとタングステンの2色
・手書きメモの機能の進化
Kindle Paperwhite
・Kindle端末のベーシックモデル、価格は2万7980円(1万1000円値上げ)
・7インチディスプレイで容量は16GB、色はブラックのみ
・文字がくっきり、端末レスポンスとページめくり速度が25%向上
Kindle Paperwhiteシグニチャーエディション
・Paperwhiteの特装版的モデル、価格は3万2980円(1万3000円値上げ)
・7インチディスプレイで容量は32GB、メタリックブラックとメタリックジェードの2色
・文字がくっきり、端末レスポンスとページめくり速度が25%向上
やはり、値上げ幅の大きさが気になりますね…。
結局買うの?
結論
値上げに対して性能アップが見合っているのかが焦点になりそうです。
11世代からの買い替えはナシ
(私も含めた)現在11世代のkindleを使っている人は買い替える必要はなさそうです。
ただし買い足しとして考えれば、心を惹かれるものはあります。
私が今買うなら、無印Kindleのマッチャが欲しいですね!
コンパクトでマッチャ色がカワイイ~!
私がなぜ、買うなら無印Kindleがいい思ったのかと言うと、Paperwhiteを使った2カ月の間で、防水機能が役に立ったことも、7インチの恩恵を感じることもなかったからです。
そういったことから、6インチ防水機能なしの無印Kindleで十分だと思った次第です。
さらに、もし新しいPaperwhiteの記述としてあった端末レスポンスの向上が、今後無印Kindleにも追加されたら買い足し(または買い替え)が一気に現実味を帯びてきます!
古いの端末からの買い替えはアリ
今現在、古いモデルを使っていて、だいぶ消耗してきてそろそろ買い替えを検討している場合の購入ならばアリだと思います。
ただ、気になるのはやっぱり値段ですよね。
みんなの評判でも、値段が高くなりすぎたとの意見が多くありましたし、正直私も高いと思います。
最近は何でも値上げ傾向にありますし、性能をアップさせるにはしょうがないことかもしれません。
またスマートフォンの普及と性能アップによって、専用端末で読書をする人が減ったことが原因でしょう。
もう端末を販売してサービスの利用者拡大を目指す段階は終わったってことかもしれませんね。
しかし、今後もそういった傾向が変わるとも思えず、値段が大幅に下がることは考えにくいと思います。
多少高くても、新しいKindle端末には十分それに見合う性能と魅力があると思いますね!
買いたいときが買いどきだよ!
Kindle端末がある生活、最高ですよー!
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