☆面白い映画を探している人に向けた記事
「リーマン・ブラザーズ最後の4日間」と「マージン・コール」はリーマン・ショックを題材にした作品です。
リーマン・ショックとは2007年、住宅バブル崩壊によりアメリカの投資銀行”リーマン・ブラザーズが経営破綻し、世界的な金融危機に発展した現象のことです。その年は日本でもGDPの伸び率がマイナス3.6%となり、大きな影響がありました。
今回は、このリーマン・ショックを題材にした2作品を比較した感想を書きたいと思います。
視聴するか迷っている方や、次にみる映画を探している方はこの記事を参考にしてみてください。
作品概要
リーマン・ブラザーズ最後の4日間
「リーマン・ブラザーズ最後の4日間」は2009年にイギリスで放送された映画です。
上映時間は52分です。
当時のリーマン・ブラザーズCEOであるリチャード・S・ファルド・ジュニアはコリー・ジョンソンが演じています。
物語はリーマン・ブラザーズCEOであるリチャード・S・ファルド・ジュニアを中心に、2008年に実際に起きたリーマン・ブラザーズの経営破たん、その日までの4日間を描いています。
作品を見ることで、経営破たんに至るまでに何が起きていたか、関係者は何を考えて、何をしていたかが分かります。
また、なぜリーマン・ブラザーズが倒産するに至ったのか、その原因も簡単に説明されています。
マージン・コール
「マージン・コール」は2011年にアメリカで公開された映画です。
上映時間は1時間46分です。
メインキャストには、ケヴィン・スペイシーやスタンリー・トゥィチ、ポール・ベタニーなど有名俳優が名を連ねています。
物語はリーマン・ショックをモデルにした金融危機に対し、従業員たちが葛藤し奮闘する姿を描いています。
感想
リーマン・ブラザーズ最後の4日間
私にはちょっと難しい内容でした。
なぜリーマン・ブラザーズが倒産したのか、その後に起きたリーマンショックと呼ばれる経済への影響のことは、多少知ってはいたのですが、倒産を防ぐための会議の内容や、関係者の考えはあまり理解できませんでした。
ただ、自分が同じ状況だったら、当時の関係者と同じように決断することがなかなかできずに、結局手遅れになってしまうような気がして、同情してしまいました。
マージン・コール
キャストの演技と演出が良く、登場人物の感情の描写がリアルに伝わってきて、緊迫感のある重い空気感が終始漂っているのを感じられました。
リーマン・ショックを題材にした作品なので、最終的にどうなるのかは分かってはいても、見ていて緊張しました。
まとめとオススメ度
同じ題材をもとにした作品ですが、CEOの印象が違って見えて驚きました。同じ立場で同じような決断をした人間でも描き方しだいでこうも印象が違って見えるなんて…演出もあると思いますが、視点が変わるだけでこうも印象が変わるとは思いませんでした。
リーマン・ブラザーズ最後の4日間は実話ベースなので、ドラマティックな展開があったり、逆転劇が起きるわけではありません。
52分間の間、淡々と物語は進んでいき、徐々に逃げ道がなくなってくような、絶望的な空気感があるだけです。
マージン・コールも同じリーマン・ショックを題材にした作品のため、ストーリーの根幹部分は大きく違うわけではありません。ただし、演出はマージン・コールのほうが良く、映画としての面白さはマージン・コールのほうに軍配が上がります。
マージン・コールは関係者の心情描写が多いので、絶望的な雰囲気がより一層感じられます。
リーマン・ショックの事実を知りたいならばリーマン・ブラザーズ最後の4日間、フィクションでもいいから面白い映画が見たいならマージン・コール、という感じですね。
リーマン・ブラザーズ最後の4日間のオススメ度は★1.0です!
ドキュメンタリー的作品で面白いとはあまり言えません。勉強のために視聴するような作品だと感じました。万人受けする作品ではありませんが、リーマン・ショックについて知りたい人にはオススメです。
マージン・コールのオススメ度は★4.0です!
フィクションですがリアリティがあってとても面白かったです。心理描写が細かく上質な人間ドラマが見たいという人にオススメです。
こんな人にオススメ
リーマン・ブラザーズ最後の4日間
・リーマン・ブラザーズがなぜ倒産したか知りたい
・”マージン・コール”を観たことがある
・ノンフィクション映画が好き
マージン・コール
・上質な人間ドラマが見たい
・”リーマン・ブラザーズ最後の4日間”を観たことがある
・俳優の演技や演出の良い映画が観たい
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