【リズと青い鳥】ネタバレなし感想「すべてがハイレベル…!」

アニメ

☆面白い映画を探している人に向けた記事

吹奏楽部の青春物語、TVアニメ「響け!ユーフォニアム」のスピンオフ映画
リズと青い鳥」の感想記事です。

前置き

 2024年4月より「響け!ユーフォニアム」の第3期が始まりました。

 アニメ第3期をより楽しむために、響け!ユーフォニアムの劇場公開作品を視聴しています。

そして今回、視聴したのは、「リズと青い鳥」です。

作品概要

 リズと青い鳥は、響け!ユーフォニアムのスピンオフ作品です。

 上映時間は1時間30分です。

 主人公は、吹奏楽部でオーボエを担当している「鎧塚よろいづかみぞれ」と、フルートを担当している「傘木希美かさきのぞみ」です。
2人はTVアニメの主人公である「黄前久美子おうまえくみこ」の1年先輩にあたります。

 物語はTVアニメ第2期のその後の話で、みぞれと希美は3年生です(久美子は2年生になっています)。
本作は、響け!ユーフォニアムのスピンオフ作品ですが、響け!ユーフォニアムのアニメを見たことがない方でも全然大丈夫です。

 タイトルに「響け!ユーフォニアム」が入っていないので制作側としても、そういう意図があるのかもしれませんね。

感想

 キャラクターデザインも、作品の雰囲気もいつものユーフォとはちょっと違う感じでした。
しかし、私個人的にはこっちのデザインも雰囲気もかなり好き、というか見終わった後はこっちのほうが好みだと思いました。

山田 尚子. (Director). (2018). リズと青い鳥 [Film]. 京都アニメーション.

すべてがハイレベル

 音、映像、シナリオ、演出、演技、全てがハイレベルです。

 始まってすぐ感じられたのは、音と映像の綺麗さ、特に音にこだわりがあることが、すぐにわかりました。
その素晴らしい音と映像によって、映画が始まってすぐに物語の世界に引き込まれました。

 また、演出と演技の細かさも、凄まじいレベルの高さでした。本当に繊細!
例えば、各キャラクターの表情や歩きかた等の動作、声優さんの演技も、すごく繊細です。
しかもそれらの多くが、あのときのあの表情や仕草、あの話し方はそういう意味だったのかー!、となり、本当に驚きでした。

 見始めてすぐに受けた「音と映像の綺麗さ」も物語の伏線というか、全てが意味のあるものになっている、ストーリーもすごく良かったです。

 そして、「響け!ユーフォニアム」シリーズは、合奏のシーンがとても素晴らしいのですが、本作も最高でした。
ストーリーが進み、キャラクターへ感情移入した状態での合奏シーンは本当に感動的でしたね!

山田 尚子. (Director). (2018). リズと青い鳥 [Film]. 京都アニメーション.

求)新たなスピンオフ

 この作品の主人公であるみぞれと希美は、もちろん本編にも出てきますがメインキャラクターではありません。

 その2人にスポットライトを当てた物語が、本当に素晴らしいものになっていましたので、他のキャラクターがメインのスピンオフ作品も、もっと見たくなりました。

 なんなら吹奏楽部全員の物語をみたいくらいです。
そんなふうに思わさせてくれるくらい素晴らしい作品でした。

山田 尚子. (Director). (2018). リズと青い鳥 [Film]. 京都アニメーション.


あとがき的なものとオススメ度 

 ちなみに、TVアニメ第2期の劇場版総集編「劇場版響け!ユーフォニアム〜届けたいメロディ〜」では、彼女たちに関連するエピソードはバッサリカットされています。
本作を見て、気になった方はTVアニメ第2期もぜひ視聴してみてください。

こうよう
こうよう

本当に感動しました!

パン
パン

何度見ても良いタイプの作品だよね!

リズと青い鳥」のオススメ度は★5.0満点です
 すべてがハイレベルです。すごく丁寧に作られているのが分かります!
響け!ユーフォニアムを見たことがなくても全然楽しめると思います!

こんな人にオススメ

・丁寧に作られたアニメが見たい

・響け!ユーフォニアム第3期を視聴予定

・響け!ユーフォニアムを見たことないけど、気になっている

アニメ第3期をより楽しむために、響け!ユーフォニアムの劇場公開作品を視聴しています。

コメント

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