☆面白い本を探している人に向けた記事
八木仁平（著）”世界一やさしい「才能」の見つけ方”を読んでみました。
読むかどうか迷っている方は、この記事を参考にしていただけたらと思います。
作品概要
世界一やさしい「才能」の見つけ方 一生ものの自信が手に入る自己理解メソッドは八木仁平氏による2023年の自己啓発本です。
・才能とは何か
・才能の見つけ方
・才能の活かし方
ざっくり言うとこのようなことが書かれています。
才能を見つければ、その瞬間から人生は変わる
世界一やさしい「才能」の見つけ方 冒頭より
感想
世界一やさしいという文句に相応しく、実にやさしく才能について教えてもらえます！
1000個もあればなんとかなる！（感じがする）
才能ってなんなんでしょうね。
才能があってそれを発揮していればそりゃもう素晴らしいでしょう！（なにが？）
そうです、私（こうよう）は才能についてなにも知らないのです。
正確に言えば、本書を読むまでは知りませんでした。
本書を読めば、才能とは何か、そしてそれをどう発揮すればよいかが分かります。
いやいや自分の才能なんて簡単に分かれば苦労しないよ…考えても何も浮かばないし。
と思ったそこのあなた！ぜひ本書を読んでみてください。
まさに目から鱗、なるほど！となる才能の見つけ方が多数紹介されています。
さらに特典として「才能の具体例1000リスト」が巻末に掲載されています。
このリスト中から当てはまるものを探すだけで、あなたの才能（長所）がわかるよ！といった仕組みです。
…なんか書いていて胡散臭い感じが漂っていますが、とにかく1000もあればなんとかなる感があります！
才能を知ったうえで…
ヤッター！自分の才能が分かったぞ！…大変喜ばしいことです。
これからの人生が開けることでしょう。しかしこうも思いました。
もし（大好きで才能があると信じて）自分が今までの人生を捧げてやってきたこと、これからも人生を捧げてやっていきたいと思っていたことが、実は間違っていた（才能がないと知った）としたら…。
本書には、才能どうか判断するためのチェックリストがあります。
それに当てはめると、好きで長期間やっていることに関しては「才能の可能性がある」というレベルまでは確実だということがわかります。
しかし「才能である」という判断は”結果”を出さないと分かりません。
自分の才能なにか分かることは良いことですが、それは「新しい才能の発見」と同時に「才能と思っていたことが実は才能ではない」ということも分かってしまうことです。
本書では（もちろん）、新たな才能（長所）によって、才能でなかった部分（短所）をカバーすることの大事さも語られています。
でもやっぱり辛いと思います。現実を受け入れるのは…。
まとめとオススメ度
本書「世界一やさしい「才能」の見つけ方」は今現在、頑張れている人にも行き詰っている人にも、どちらの人に対しても参考になるようなことが書かれていました。
自分のネガティブな部分をポジティブに捉える方法は、たくさんの本でも語られていますが、本書の考え方もかなりしっくりくる感じで、また視野が広がった感じです。
「世界一やさしい「才能」の見つけ方」のオススメ度は★3.5です！
タイトルのとおり、やさしい文面で読みやすいです。
無駄な部分もなく、さらっと読むだけならば1時間ちょっとで読み終わります。
読むよりも、本に記載されている「才能を見つける」「才能を活かす」ためのワーク（課題）をこなすほうが時間がかかります。
私は読み終わっただけで満足してしまって、なんとなく分かった気でいる一番ダメなタイプのヤツです！
大事なのは「読んで学ぶ」ではなく「学んだことを実行すること」だよ！
こんな人にオススメ
・迷いがある
・もっと自分を活かしたい
・悩んでいる人が周りにいる
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