「自分の人生に、ちゃんと意味はあるんだろうか?」
ふとした瞬間、そんなことを考えたことはありませんか?
大きな夢があるわけでもない。
やりたいことがすぐに思いつくわけでもない。
でも、何となく毎日を過ごしている。
そんな自分に、少し後ろめたさを感じる――。
『ソウルフル・ワールド』は、そんなモヤモヤを抱えた大人こそ響く、心に優しく寄り添ってくれる物語です。
ディズニー&ピクサー作品らしいポップなビジュアルとユーモアに包まれながら、「生きるって何?」「夢って何だ?」という普遍的な問いに、そっと答えをくれる一作。
人生のきらめきを探す旅、始めてみませんか?
オススメ度について
このブログでは、映画や書籍のオススメ度を5段階で評価しています。
各評価の基準については、こちらでご確認いただけます。
作品概要

作品名 (原題) | ソウルフル・ワールド (Soul) |
監 督 | ピート・ドクター |
公 開 | 2020年 |
ジャンル | アニメ、ドラマ |
上映時間 | 101分 |
舞台はニューヨーク。
ジャズ・ピアニストを夢見る中学校の音楽教師ジョー・ガードナーは、念願叶って一世一代のチャンスを掴む。
しかしその矢先、マンホールに落ちてソウル(魂)の世界へ迷い込んでしまう。
そこは、これから生まれるソウルたちが、自分の個性や興味を見つける場所「魂の世界」。
ジョーは、何百年もここに留まり続けている“こじらせソウル”22番のメンターに任命される。
やりたいことが見つからず、生きる意味を見いだせない22番と、生きるために地上に戻りたいジョー。
二人の迷えるソウルが織りなす、奇跡の人生探求アドベンチャーが始まります。
作品から学べる教訓・人生観(感想)

①二人の主人公に託された“生きること”の意味
この映画、主人公はジョーと22番の二人。
夢を追い求めるジョーと、夢も目的もない22番。
正反対に見える二人ですが、どちらも「どう生きればいいか」を模索しています。
ジョーは、子どもの頃から憧れ続けたジャズ・ピアニストへの夢を諦められず、現実と理想の狭間でもがく日々。
夢がある人には、ジョーの気持ちが痛いほどわかるはず。
好きなことに真っ直ぐ突き進む彼の姿は、ちょっとカッコ悪いけれど、誰よりも輝いています。
「自分には夢がない」と思っている人も、ジョーの情熱に触れることで、「そんなに何かを好きになれるっていいな」と、羨ましく感じるかもしれません。
一方、22番は「生きる目的」を見つけられないまま、何百年も“生まれる前の世界”に引きこもってきたソウル。
何をしても楽しくないし、そもそも「何のために生まれるの?」という根本的な疑問が消えません。
22番の悩みや不安は、まさに現代を生きる私たちのリアルな姿そのもの。
特別な才能や大きな夢がなくても、人生に意味はあるのか?
そんな問いを、22番を通して私たちに投げかけてきます。

出典:『ソウルフル・ワールド』
②夢の価値に縛られない生き方
夢って何でしょう?
子どもの頃から「夢を持て」「夢に向かって努力しろ」と言われ続けてきた私たち。
でも、夢が大きければ偉いわけでも、夢がなければダメなわけでもない。
ジョーは、夢を叶えることが成功だと信じていました。
でも、22番との旅を通じて気づきます。
「夢を叶えなければ幸せになれない」わけじゃないし、「夢を持たなければ生きる意味がない」わけでもない。
ただ街を歩いて、美しい空を見上げる。
誰かと笑い合う。
そんなささやかな瞬間にも、ちゃんと“人生のきらめき”はあるんだと教えてくれます。
夢はもちろん素敵なもの。
でも、夢がなきゃダメっていう呪縛は、ここで解いてもいい。
「大きな目標がなくても、自分らしく生きていいんだよ」と、この映画は優しく伝えてくれます。

出典:『ソウルフル・ワールド』
③生きる目的は後から見つかる
「やりたいことが見つからない」
「生きる意味って何だろう?」
そんな風に考え込んで立ち止まっている人へ。
『ソウルフル・ワールド』は、こう語りかけます。
「目的なんて、後からついてくるものだよ」
最初から特別な使命なんてなくてもいい。
誰もが壮大な目標を抱える必要もない。
毎日の暮らしの中に、小さな幸せや喜びを見つけられれば、それで十分生きる価値はある。
そのシンプルなメッセージが、じんわり心に染みてくるのです。

出典:『ソウルフル・ワールド』
なぜこの作品がオススメなのか

- 美しい映像と心地よいジャズの音楽
- 夢がある人もない人も、それぞれの人生を肯定してくれる優しさ
- 仕事や夢に悩むすべての大人へ向けた応援メッセージ
- 何気ない日常の愛おしさに気づける物語
総評・まとめ

『ソウルフル・ワールド』は、夢を追う人にも、まだ見つけていない人にも、それぞれの生き方を肯定してくれる映画です。
肩の力を抜いて、ふと立ち止まるきっかけをくれる。
それがどれほどありがたいことか。
見終わった後、きっと少しだけ、今の自分に優しくなれるはずです。
『ソウルフル・ワールド』のオススメ度は⭐4です!
完成度が高く、このジャンルが好きならより楽しめる作品。

自分の夢を追いかけることも、誰かの夢を応援することも自由。
夢もキラメキも人それぞれで価値観もその人だけのものです。

さまざまな年代の人にマッチする内容なので、家族で視聴する映画にピッタリ!
こんな人にオススメ

- 仕事や夢にモヤモヤしている人
- 自分の生き方に自信が持てない人
- 最近、何をしても楽しく感じられない人
- 優しい気持ちになれる映画を探している人
コメント