あなたは毎日腕時計をつけていますか?
スマートフォンがあれば時間を確認できる今、腕時計は必須のアイテムではなくなりました。
それでも、機械式腕時計には根強い人気があります。
本書『腕時計のこだわり』は、そんな機械式腕時計の奥深い世界を解き明かしてくれる一冊です。
「なぜ人は機械式腕時計に魅了されるのか?」その答えを探る旅に出てみましょう。
オススメ度について
このブログでは、映画や書籍のオススメ度を5段階で評価しています。
各評価の基準については、こちらでご確認いただけます。
作品概要

作品名 | 腕時計のこだわり |
著 者 | 並木浩一 |
ジャンル | 雑学 |
発行日 | 2011年11月15日 |
ページ数 | 250ページ |
本書は、機械式腕時計の魅力や歴史、ブランドごとのこだわりを解説する一冊です。
特に、高級時計ブランド「ロレックス」や「パテック・フィリップ」などに焦点を当て、職人技や機械式時計の仕組みを詳しく紹介しています。
デジタル時計やスマートウォッチには一切触れず、純粋に機械式腕時計の世界を深堀りしている点が特徴です。
時計の初心者にも読めるよう配慮されていますが、それでも専門用語が多く、やや難解な部分もあります。
作品から学べる教訓・人生観(感想)

腕時計は「時間を知るための道具」以上のもの
腕時計は単なる時間を知るための道具ではなく、持つ人の価値観や美意識を映し出すアイテムです。
私自身、毎日腕時計をつけていますが、特に機械式腕時計には詳しくありません。
本書を読んで、機械式腕時計の奥深さや、そこに込められた職人のこだわりを垣間見ることができました。
なぜこの作品がオススメなのか

機械式腕時計の世界に足を踏み入れたい人向け
本書は、機械式腕時計に興味を持ち始めた人に最適な入門書です。
- 機械式腕時計がなぜ高価なのか
- 各ブランドが持つ哲学や特徴
- 腕時計のデザインや機能の違い
これらのポイントを知ることで、腕時計を見る目が変わるはずです。
ただし、専門用語が多いため、全くの初心者には少しハードルが高いかもしれません。
総評・まとめ

本書を読んで、機械式腕時計が「ただの時計ではない」ということがよく分かりました。
機械式時計は「余裕とデザイン」「一生もの」「知る楽しみ」という3つの魅力を持っています。
特に、メンテナンスをしながら長く使える点は、愛着を持って物を大切にする精神につながると感じました。
私自身はまだ機械式腕時計を持っていませんが、いつかは「一生もの」と言える一本を手にしたいという思いが芽生えました。
『腕時計のこだわり』のオススメ度は⭐2です!
独特な魅力があるが、好みが分かれる作品。
刺さる人には刺さるはず!

機械式腕時計に興味がある人には良い入門書ですが、専門用語が多く、初心者にはやや難解な部分もあります。

難しいしニッチだから万人にオススメできる本ではないというのが正直なところだね。
こんな人にオススメ

- 機械式腕時計に興味を持ち始めた人
- 腕時計を趣味にしたいと考えている人
- 高級腕時計のブランドや歴史を知りたい人
本書を読むことで、機械式腕時計の世界に一歩踏み込むことができます。
あなたも、腕時計の魅力を再発見してみませんか?
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