☆無料で読める面白い本を探している人に向けた記事
大ヒット自己啓発小説「夢をかなえるゾウ」の第3弾
「夢をかなえるゾウ3~ブラックガネーシャの教え~」を読みました。
本書を読むか迷っている方、次に読む本を探している方はこの記事を参考にしていただければ幸いです。
作品概要
夢をかなえるゾウ3は、水野敬也による自己啓発小説です。2014年12月に発行されました。
本書は、タイトルの通り「夢をかなえるゾウ」シリーズの第3弾です。
タイトルに3と付きますが、基本的に本書から読み始めても問題ありません。
一部キャラクターは、前作にも登場しているのですが、前作を読んだ方へのサービス的要素になっている程度です。
感想
多くの人にマッチするように考えられている
前々作(第1作)は「人生を変えたいと願う会社員の若者」
前作(第2作)は「脱サラして夢を追いかける売れない芸人」
今作(第3作)は「お金持ちと結婚して悠々自適に暮らしたいOL」
と主人公がそれぞれまったく違うタイプになっています。
これによって前作や前々作を読んでハマらなかった人に対してもマッチするように、と考えられています。
第1作を読んで、自分はもう若くないし、仕事での成功は望んでいないとか第2作を読んで、夢中になれる夢なんてないという感じで、作品が合わなかった人にも、どうにか響くようにしたい、という思いを感じましたし、主人公が女性なのも、そういった意図があると思います。
たくさんの教え
表紙にあるとおり、本作もたくさんの「教え」が登場します。
本作の主人公の願望が、「お金持ちとの結婚」だったり、帯に「恋愛に効く」と記載されていることから、恋愛に関する「教え」がたくさん登場するのかと思いましたが、あくまで、恋愛”にも”、といった感じで、本作の「教え」は、恋愛も含めたさまざまなことに共通すること、特に、仕事や商売に関することが中心でした。
それらの教えは、本作が2014年発行ということもあり、正直新鮮味があるものばかりではありませんでした。
しかし、そういった新鮮味があるわけではない「教え」を面白おかしく小説仕立てで紹介し、またそれを実行した物語の登場人物に起こる変化を見せることで、頭にすっと入ってきて、とてもわかりやすかったですし、説得力も増しているように感じました。
最後まで読んで、私が特に印象に残ったものを一つだけ紹介したいと思います。それは頑張れない人に対する言葉です。
『頑張れない人は失敗を怖がりすぎている。しかし、本質的には失敗なんてものはない。なぜなら上手くいかなかったとしても、それは上手くいかない方法を学んだだけだから。そして、頑張り続ければ、必ず成功する。』
こんなこと言われると、人生失敗ばかりの私でも、頑張ろう!という気持ちになります。
他にも、心に響く「教え」や言葉がたくさんあったので、ぜひ本書を読んで、自分に一番響く「教え」や言葉を捜してみてください。
まとめ
大ヒットしたシリーズなだけあって本作も素晴らしい内容でした。
よくある自己啓発系小説のストーリーは、本作でいうところの「教え」的な部分を分かりやすく説明するための存在、といった感じの作品が多く、一般的な小説と比較すると、レベルはあまり高くないと感じています。
しかし、本作は一般小説として読んでも面白い部類に入ると思いました。
個人的には第1作、第2作よりも好みのストーリーでしたし、読みやすさとその面白さで、あっという間に読み終わってしまいました。
前作、前々作と、夢をかなえるゾウを読んでもいまいちハマらなかった方でも、本作はハマれる可能性があると思います。
ぜひ読んでみてください。

自己啓発を望んでいないという方でも、普通に小説として楽しめると思います。

なにごとも楽しまないと始まんないよね!
こんな人にオススメ
・前作までの夢をかなえるゾウがハマらなかった
・小説は王道展開が好き
・登場人物のキャラクターが良い作品が好き
・前作までの「夢をかなえるゾウ」が面白かった
コメント