水野敬也(著)【夢をかなえるゾウ4 ガネーシャと死神】ネタバレなし感想「完全にいつものパターン」

☆面白い本を探している人に向けた記事

 水野敬也みずのけいや(著)「ゆめをかなえるゾウ4 ガネーシャと死神しにがみ」を読みました。
本書を読むかどうか迷っている人や、次に読む本を探している人は、この記事を参考にしてください。

作品概要

 「ゆめをかなえるゾウ4 ガネーシャと死神しにが水野敬也みずのけいやによる書籍です。
「夢をかなえるゾウ」シリーズは発行累計460万部を突破している大ヒットシリーズで、本作は第4弾にあたります。いわゆる自己啓発本といわれるジャンルの本で、読みやすく分かりやすい小説仕立てが特徴です。

 本作の主人公は、妻と幼い娘の3人で暮らす平凡な会社員です。
彼が突然余命宣告をされるところから物語は始まります。
余命宣告を受けた彼が、人生を後悔しないように、そして安心して死ぬため、生と死、そして夢をテーマにした課題を「ガネーシャ」から与えられ、奮闘する様子が描かれています。

 その課題を読者は”ガネーシャの教え”という形で受け取り、学びとして、行動に移す。
それが本書の使い方です。

感想

良くも悪くもいつものパターン

 小説の部分は良くも悪くもいつものパターンです。

 ガネーシャや前作から引き続き登場する登場人物も、完全にキャラクターが出来上がっています。
 物語の展開も真新しいものはなく、良く言えば”お約束”、悪く言えば”マンネリ”です。
 主人公もいつも通り平凡で、特に魅力的という感じでもありません。
 また、小説なので当たり前ですが、すべてが都合よく進みすぎだ、と感じる場面も相変わらず多かったですね。

 小説はあくまで”教え”を分かりやすく、説得力のあるものにするために存在しているだけで、あまり高い期待をしてはいけないのかもしれません。
 そういう目線で見れば、テンポも良くて、本書のメインである”教え”を邪魔することがない、このストーリーも、これが最良の形なのかもしれませんね。

読み進めるのがつらく感じることも…

 本作のテーマは生と死です。

 死に関しては普段あまり向き合うことがありません。
 しかし、今回の課題をクリアするには、”死”に向き合うことが必要です。それは現実的でとても厳しくつらいものです。
 しかもその課題やその中での教えの部分に自分にまったく当てはまらないような部分がありました。
 人間誰しもこういう部分がある、こういう願望がある、こういうふうにしたいはず、とか…
結構断言されている感じで、そういう描写で自分にまったく当てはまらない部分があったときには、不安を感じましたし、腹が立つような気持ちにもなりましたね。

本作のメイン”教え”

 本作もたくさんの課題とそれによる”教え”があります。

 すべての課題や教えが、すべての人に正しい作用をもたらすか、それは分かりません(当然ですよね)。私(こうよう)もすべて納得できたわけでも、すべてを実行するつもりもありません。
しかし、課題はたくさんあるので、一つくらいは実行してもいいかな、と感じるものがあると思います。

 私(こうよう)が本作の課題で特に印象深かったもので、かつ自分がすぐに実行するべきだと感じたものに「人に会ってわたかまりをとく」というものがあります。
 これってとても難しいですよね。
 しかし同時にそれができれば、得るものが大きいことも確かです。
 今はそのための小さな一歩を踏み出すだけでも良いと思います。
 それをきっかけに、もしかしたら物事が良い方向に進むかもしれないので…。
 

あとがき的なものとオススメ度

 私(こうよう)も読了後、課題を実行するために小さな一歩を踏み出してみました。
 もちろん、まだ何も結果は生み出していませんが、ほんの少しだけですが、心に感じるものがありました。
 やって良かったとも思いました(今のところは、ですが…)。

 様々な生き方、考え方がある中で、すべてが当てはまりすべてが自分の役に立つようなことが書いてあって、すべての人を正しく導く、そんな本は存在しないと思います。
 本書「夢をかなえるゾウ4」も、書いてあることのすべてが正しく、それがすべての人の役に立つとは思いません。
 でも、何か一つくらいは心に残るものがある、その程度のものはきっとあるはず、そのぐらいはあると思います。

 自分を信じて進むことは、とても大事です。
 そうやって生きていく中で、新しいものを受け入れて実行してみれば、案外、新しい自分が見れたり、今よりも視野が広がったりして、楽しいことがあるかもしれませんよ!

こうよう
こうよう

読むだけじゃなくて、何か行動を変えないと意味ないんですよね!

パン
パン

少しでも何か変われるといいね!

 「夢をかなえるゾウ4」のオススメ度は★3.0です!(満点が★5.0です)
 小説としてみれば凡作、自己啓発本としては平均よりはちょっと良い、くらいですが、その両方がうまく組み合わさっていて、読みやすく理解しやすい、良い本になっていると思います。
 自己啓発本の中でもかなり読みやすいので、普段あまり本を読まない人にもオススメできます。

こんな人にオススメ

・生き方に迷いがある

・家庭を持った会社員の人

・物事の考え方や視野を広げたい

コメント

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