映画『ゆるキャン△』で感じる、大人になった私たちへのエール【レビュー&考察】

映画

高校時代の友人と、久しぶりに会って近況報告。

少し気恥ずかしいけれど、気づけば昔と変わらないノリに戻っている――。

そんな経験、ありませんか?

映画『ゆるキャン△』は、そんな「変わらない友情」と「少しずつ大人になっていく自分たち」をやさしく描いた作品です。

高校生だった彼女たちは、大人になり、それぞれの道を歩きながらも、キャンプという共通の思い出で再び集まる。

そこに広がるのは、肩肘張らないリアルな大人の姿と、変わらない絆が生む、心地よい空気感。

キャンプを通じて再確認する「好きなこと」「仲間との時間」「自分らしさ」。

そして、自由と不自由を抱えながら、それでも前に進んでいく彼女たちの姿に、きっとあなたも共感するはずです。

今回は、映画『ゆるキャン△』の魅力を、キャンプ好きでもそうでなくても楽しめる視点から、じっくり語っていきます。


オススメ度について
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各評価の基準については、こちらでご確認いただけます。


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作品概要

作品名ゆるキャン△
監 督京極義昭きょうごくよしあき
公 開2022年
ジャンルアニメ
(コメディ、ドラマ)
上映時間120分
原 作あfろあふろ氏による漫画

『ゆるキャン△』の原作はあfろあふろ氏による漫画で、アニメ化もドラマ化もされた人気作品です。

あらすじ

物語は、少し未来の冬。

志摩しまリンは名古屋の出版社で働きながら、一人暮らしの日々を送っていた。

そんなある日、高校時代の友人・大垣千明おおがきちあきから突然のメッセージ。

「今、名古屋にいるんだが」

千明は、山梨の観光推進機構で働き、閉鎖された施設を再活用するプロジェクトを担当していた。

リンの「キャンプ場にすれば?」という一言をきっかけに、かつてのキャンプ仲間5人が再集結。

地元・山梨に新しいキャンプ場を作ろうと奮闘する。

キャンプでつながった5人が、大人になった今だからこそできる挑戦に向き合う、アウトドア系ガールズストーリー。

京極義昭(Director). (2022).ゆるキャン△ [Film].野外活動委員会

作品から学べる教訓・人生観(感想)

①地続きの成長を描くリアルさ

学生から社会人になれば、「大人」になる。

そう思っていたけれど、現実はそんなにドラマチックじゃない。

大人になるって、子供時代と地続きの延長線上にあって、急に何かが変わるわけじゃないんですよね。

映画『ゆるキャン△』でも、5人はそれぞれの道を進みながら、根っこの部分は変わらない。

昔からの「好き」が今の仕事につながっていたり、ちょっとした考え方やノリが高校時代のままだったり。

成長しつつも、どこか「らしさ」を失わない彼女たちの姿が、リアルで、心に沁みるんです。

「大人になったから」「社会人だから」と型にはめるのではなく、これまでの自分の延長線上にいる今の自分を肯定してくれる――

そんな優しさが、この映画には詰まっています。

京極義昭(Director). (2022).ゆるキャン△ [Film].野外活動委員会

②自由と不自由のリアル

社会人になれば自由になれる。

そう思っていたけれど、実際にはお金や時間、責任が絡んで、思うように自由になれない。

この「自由と不自由の対比」も映画の中で丁寧に描かれています。

キャンプ場づくりという夢のようなプロジェクトにも、役所や地域との調整、予算、スケジュール管理といった現実がしっかり絡んでくる。

それでも、「好き」を形にしたいという想いがあるから頑張れる。

このバランス感覚が、大人になった今だからこそ刺さるポイントです。

京極義昭(Director). (2022).ゆるキャン△ [Film].野外活動委員会

③変わらない友情の心地よさ

久しぶりに集まっても、なんとなく昔の空気感に戻れる。

高校時代のキャンプ仲間だからこそ通じ合う感覚。

この「変わらない友情」が、映画全体をやわらかく包んでいます。

会わない時間があっても、積み重ねた思い出があるから、ちょっとしたボケやツッコミも自然に飛び交う。

大人になっても変わらない安心感。

この描写が、観る側にも「大切な友達に連絡してみようかな」と思わせる温かさを生んでいます。

京極義昭(Director). (2022).ゆるキャン△ [Film].野外活動委員会

なぜこの作品がオススメなのか

①大人になった自分と重なる

大人になっても「自由」ばかりじゃない。

でも「好きなこと」や「仲間との時間」は、大人になった今だからこそ価値がある。

映画『ゆるキャン△』は、そんな気づきをやさしく教えてくれます。

②癒されながら自分を見つめ直せる

壮大な事件も、大げさなドラマもない。

ただ、キャンプ好きな仲間たちが、大人になっても自分たちらしく前を向いていく。

そのゆるやかな時間が、観る側にも「このままでいいんだ」と思わせてくれるんです。

③キャンプ好きもそうでない人も楽しめる

キャンプ知識がなくてもOK。

『ゆるキャン△』の魅力は、アウトドアへの憧れだけじゃなく、人間関係の心地よさや、大人になっても変わらな大切なものに気づかせてくれるところにあります。


総評・まとめ

映画『ゆるキャン△』は、「大人になるって何だろう?」という問いへの、ひとつのやさしい答えをくれる作品です。

無理に背伸びせず、好きなことを大事にして、たまには昔の仲間と集まる。

そんなささやかな幸せこそが、大人になった私たちに必要なものかもしれません。

キャンプ好きも、そうでない人も、ちょっと肩の力を抜いて観られる癒しの一本です。


映画『ゆるキャン△』のオススメ度は⭐3です!

特に強いクセはなく、気軽に楽しめる良作。
ただし、人によっては物足りなく感じることも。


こうよう
こうよう

自分たちの世界を広げつつ、他者にも良い影響を与えていく5人の姿はとても前向きで、とても素敵だと感じました。

パン
パン

自分たちが楽しんでいる「キャンプ」を、ほかの人たちにも伝えよう!と決意を固めるシーンは、とても感動的!


こんな人にオススメ

アウトドア好きの人なら、「久しぶりに、昔の仲間とキャンプしてみるか」と思えるきっかけにもなるかもしれませんよ。

  • 『ゆるキャン△』のアニメや原作を少し知っている人
  • 最近ちょっと忙しくて、肩の力を抜きたい人
  • 昔の友達と久しぶりに会いたいな、と思っている人
  • アウトドアやキャンプに興味がある人


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